事業・施設概要
| 都道府県 | 鳥取県 | 経営主体 | 米子市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 駐車場整備事業 | 施設名 | 米子駅前地下駐車場 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | A2B1 |
| 収容台数 | 102台 | 1日平均駐車台数 | 330台 |
| 駐車場使用面積 | 6,133m² | 建設後経過年数 | 24年 |
| 1時間当たり基本料金 | 220円 |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
収益等の状況について
当駐車場建設時に借り入れた地方債の償還が平成27年度に終了し、収益的収支比率等は改善傾向であったが、4月~7月(改修工事)、11月(泡消火設備の故障)に営業休止期間により、また、1月以降は新型コロナウイルス感染拡大による利用者が減少傾向となり、前年より悪化した。傾向としては、慢性的に料金収入で維持管理経費が賄えず、本市の他の駐車場の収益に頼っている状況にあり、経営は依然厳しい状況である。令和2年度以降は、改修工事による維持管理経費の削減及び利用台数の増加による収益の増加を見込んでいるが、本駐車場の収入の大半が、JRを利用した出張及び旅行等の長時間利用者であるため、新型コロナウイルス感染症の影響が大きく、見通しが立てづらい状況である。
資産等の状況について
平成30年度から2カ年をかけ実施した、老朽化した機械式駐車設備の撤去及び自走式駐車場への改修工事に伴う起債の償還が開始され、企業債残高対料金比率が悪化した。また、建設から約25年が経過することから、老朽化した設備を計画的に修繕・改修を行う必要があり、近年中に、エレベーターの大規模改修工事を見込んでいる。
利用の状況について
稼働率は、機械式駐車設備の撤去及び自走式駐車場への改修工事により、駐車可能台数が200台から102台に減少したものの、利用台数は微減にとどまった結果、類似団体の平均よりも大きく上昇した。しかしながら、利用の大多数が無料である30分以内の利用であり、収益に結びついていない。今後、新型コロナウイルス感染症の流行がおさまれば、更なる稼働率の向上が見込まれる。
全体総括
平成27年度に建設時に借り入れた地方債の償還が終わったものの、引き続き単年度収支は赤字で推移している。また、改修工事及び泡消火設備の故障による営業休止期間、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、令和元年度も収支の改善には至らず、本市の他の駐車場の収益に頼っている状況である。当駐車場は、収益性が乏しく、また都市計画上の道路付属物であり民間譲渡に適さないと考えられる。駐車場需要は高いため、駅前の混雑緩和と利便性向上のため引き続き公営駐車場として経営する必要がある。今後は改修工事の完了に伴う、維持管理経費の削減や利用増加による収支改善を見込んでいる。また、収益改善のために、令和2年度中に策定予定の経営戦略を基に、料金改定及び利用料金制の導入等を駐車場事業全体の状況を見ながら検討する必要がある。