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和歌山県日高町:漁業集落排水の経営状況(2018年度)

🏠日高町

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収録データの年度

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経営比較分析表(2018年度)

経常収支比率

収益的収支比率

累積欠損金比率

流動比率

企業債残高対事業規模比率

経費回収率

汚水処理原価

施設利用率

水洗化率

経営の健全性・効率性について

供用開始から16年が経過し、グラフの推移を見ると、前年度と比較して、①収益的収支比率及び⑤経費回収率については減少し、⑥汚水処理原価は増加傾向にあり、経営としては、到底、使用料金の収入のみで賄えるものではなく、一般会計の繰入金に依存しているのが現状である。また、⑦施設利用率は、類似団体平均値より高い水準になっているが、利用率が約40%代で推移しており、今後は、接続促進の普及・啓発活動を行い施設利用率の向上を図っていくとともに、維持管理の抑制など一層のコスト削減により経営の健全化を図っていく必要がある。

有形固定資産減価償却率

管渠老朽化率

管渠改善率

老朽化の状況について

供用開始から16年が経過しており、大規模な老朽化が進んでいないものの、今後、維持費や更新費用等が増加することが予想されるため、機能診断を実施し保全計画を策定し、計画的に施設等の更新を実施していく必要がある。

全体総括

汚水処理費に係る費用を使用料で賄えない状態が続いているのが実情である。大規模な老朽化が進んでいないものの、将来的には、維持費や更新費用等が増加することが見込まれることから、今後は財政計画を見直し、適正な使用料の収入の確保と汚水処理費等を削減することにより、健全な経営努力をしていく必要がある。

出典: 経営比較分析表,

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