事業・施設概要
| 都道府県 | 奈良県 | 経営主体 | 三郷町 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A6 | 行政区域内人口 | 23,056人 |
| 現在給水人口 | 23,056人 | 給水区域面積 | 879ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
昨年度まで経常収支比率は100%を上回り安定した経営をおこなってきましたが、今年度は赤字と転じました。原因としましては料金収入の減少と給水原価の増加があります。流動比率においては昨年度末に大規模な施設投資の未払い金が計上されていた為一時的に低下していました。しかし、今年度は企業債の新規借り入れをおこない、また平成27年度より継続しておこなっている新規借入金の元金償還据え置き期間の為、現金預金残高がそれほど減少していないことにより全国平均値以上の水準を維持しています。給水原価においては県水100%への移行(県水率88.42%)に伴う受水費の増加により原価の上昇がありました。また令和元年度より県水100%へ完全移行する事で、原価の更なる上昇が見込まれることから継続してコスト削減に努める必要があります。また料金については平成30年度より値下げをおこなったことで収入が減少し料金回収率、経常収支比率ともに低下しています。有収率においては上昇がみられ、管路の更新を進めている事により漏水などが改善されたと考えられます。しかし全国平均に比べ低い水準を推移している為、引き続き対策をしていく必要があります。
老朽化の状況について
有形固定資産減価償却率については「基本計画」に基づき施設更新を進めており、類似団体平均値と比べて低い数値を推移しています。また、管路経年化率においても継続的に管路更新を進めている為改善がみられます。管路更新率については平成29年度は施設更新を主におこなった為低い数値に留まりましたが、今年度は管路更新を進めた結果、高い数値となりました。
全体総括
水需要の低下と料金改定による給水収益の減少、県水100%への移行に伴う受水費の増加により赤字となりました。県水転換に伴う受水費の増加については将来的な浄水施設の更新が不要となる事から長期的なスパンでみると全体的な費用が抑えられるものと捉えております。その中で耐震化や管路更新は引き続き計画を進めていく必要がありますので、財政収支の見通しを立て状況に応じて検討をしていくものと考えております。
経営状況
収支構造
総額5.9億円
総額6.6億円