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経常収支比率収益的収支比率累積欠損金比率流動比率企業債残高対事業規模比率経費回収率汚水処理原価施設利用率水洗化率 |
経営の健全性・効率性について・経常収支比率については100%以上となっており、収支は黒字になっている。これは、繰入基準の分流式下水道等に要する経費を繰入しているためであり、一般会計からの補助金に頼るところも大きいので、補助金額の増減に影響されるところではある。・流動比率の値が100%を下回り、また企業債残高対事業規模比率が類似団体と比較して高くなっているのは、本町が中山間地域にあるため、処理人口が小規模の割に当初の下水道管渠建設に多額な費用がかかり、その地方債借入額が高額であることが影響していると考えられる。・経費回収率については、分流式下水道等に要する経費を繰入することで100%以上となっているが、引き続き維持管理費の削減に努めたい。・汚水処理原価については、使用料単価150円/m3より高くなっている。今後は処理原価を低減させるため、維持管理費の削減が必要である。・施設利用率については、令和元年度から増加している。これは、杉原谷処理区の統廃合が完了したためである。・水洗化率は95%と類似団体平均値より高い値となっている。今後も経営安定化のため水洗化の向上に努めたい。 |
有形固定資産減価償却率管渠老朽化率管渠改善率 |
老朽化の状況について管渠は、最も古いもので建設から30年経過程度で、直ちに老朽化の問題があるわけではないが、将来の改築更新に係る財源確保に関して考えていく必要がある。 |
全体総括令和元年6月末に杉原谷処理区の統廃合工事が完了した。今後、維持管理経費など経営面での改善が見込まれる。貴船処理区については、他施設との統合が不可能なため、今後発生が予想される余剰系列の休止等、維持管理費の削減を行い、経営改善を進めていく必要がある。さらに、今後、処理施設や管渠の更新を考慮した中長期的な収支計画を策定し、料金改定の検証を行うことで健全な経営に繋げたい。 |
出典:
経営比較分析表
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