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経常収支比率累積欠損金比率流動比率企業債残高対事業規模比率経費回収率汚水処理原価水洗化率 |
経営の健全性・効率性について①経常収支比率は、102.7%で100%を超えているものの、一般会計繰入金の繰入率減少に伴い、類似団体の水準を下回っています。③流動比率も前年度から8.02ポイント改善していますが、水道事業からの借入により手許資金が増加したことによるもので、類似団体と比較しても支払能力を高めるための経営改善が必要です。④企業債残高対事業規模比率は、全体的には減少傾向ですが、前年度とほぼ横ばいの581.71%となりました。⑥汚水処理原価については、企業債の償還により資本費部分は減少しているものの、燃料費高騰などの影響により、流域下水道維持管理費負担金が増加したことなどから、前年度より2.62円悪化し、類似団体と比べても高い水準となっています。⑧水洗化率については、類似団体より高い水準であり、100%の達成に向け、水洗化の啓発に継続的に取り組んでいます。 |
有形固定資産減価償却率管渠老朽化率管渠改善率 |
老朽化の状況について①有形固定資産減価償却費率は増加傾向にありますが、②管渠老朽化率は類似団体の水準を下回っています。これは昭和50年代に整備した下水道管が多いことが原因です。今後10年程度は老朽化が問題になることはないと考えていますが、徐々に法定耐用年数を超えた管が増えてくることから、ストックマネジメント計画に基づく管渠の改善に努めており、③管渠改善率については、前年度から0.1ポイント増で類似団体の水準を上回りました。 |
全体総括企業債の償還が進み、資金的に厳しい状況は改善していく予定ですが、本市は自前の下水道処理施設を有しておらず、燃料費の高騰や施設の老朽化など、流域下水道維持管理費負担金の増加に対応していく必要があり、市独自の経営努力だけで指標を改善していくことが難しい部分もあります。今後も県や流域下水道構成市との情報共有を十分に行いながら、管渠の老朽化が本格化する前に経営指標の改善に取組み、経営基盤の強化に向け、事業の実施・進捗管理に努めます。 |
出典:
経営比較分析表
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