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大阪府四條畷市:公共下水道の経営状況(2014年度)

🏠四條畷市

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経営比較分析表(2014年度)

経常収支比率

累積欠損金比率

流動比率

企業債残高対事業規模比率

経費回収率

汚水処理原価

施設利用率

水洗化率

経営の健全性・効率性について

①の経常収支比率でみると本市は近年常に105%を超えており、今後も黒字で推移する予測となっている。また、⑤の経費回収率においても100%を超えていることを含め、現状は比較的経営は安定していると思われる。しかし、⑧の水洗化率にみられるように当市では平成26年度末時点において、すでに水洗化率が98%を超えており、下水道使用料の大幅な増加も今後見込まれない。また、流域下水道に係る維持管理費の負担金などの費用面においても増加傾向である。このことから、今後も管渠等の維持を適正に行っていくうえで、厳しい財政運営を求められている。なお、⑦の施設利用率については、平均処理水量の中に単独処理場で処理された水量及び流域下水道を含む他事業で処理した水量が含まれているため、100%を超えている。

有形固定資産減価償却率

管渠老朽化率

管渠改善率

老朽化の状況について

②の老朽化率及び③の改善化率の管渠については、最古のもので約40年経過しているが、調査結果ではまだ更新時期とはなっておらず、管渠老朽化率は0ではあり、早急な管渠の更新投資・老朽化対策実施の判断には至っていない。しかし、ポンプ場、処理場共に更新時期を超えており、現在は部分的に更新を図っている。また、今後は管渠更新時期の集中を避けるために投資の平準化を考えていく状況にある。

全体総括

四條畷市では市単独の処理場を保有しているが、人口の減少及び有収水量減少のあおりを受け、経営状況は悪化をたどっていくことが予想される。今後は流域下水道との処理区統合を行い、処理場に係る維持管理費を抑えることなどにより、費用面の支出減を図り、持続可能で安定的な経営状況を進めていく。

出典: 経営比較分析表,

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