事業・施設概要
| 都道府県 | 京都府 | 経営主体 | 長岡京市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | Bb1 |
| 行政区域内人口 | 82,258人 | 現在処理区域内人口 | 82,176人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 81,691人 | 現在処理区域面積 | 978ha |
| 晴天時現在処理能力 | 0m³/日 | 下水管布設延長 | 245km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率の伸びは、令和3年10月の使用料改定による伸びを表しており、今後5年間程度は同等の水準を維持すると見込んでいます。③の流動比率は、経費回収率が100%を超えない経営状況となっているため、内部留保資金の増加が見込めないと考えています。なお、令和5年度決算では従来に比べ大幅に改善したように見えますが、一部の元利償還日が年度をまたいだことにより企業内留保資金が当年度に限り増加したものです。④の企業債残高対事業規模比率では、令和元年に比べ大きく平均値に近づいています。事業拡張期の財源として借り入れた企業債の元利償還が順次完済を迎えるとともに、近年の支出が起債対象外である維持管理費へと推移していると考えています。⑤の経費回収率は、令和3年度の使用料改定により、令和4年度決算からほぼ100%を維持しています。⑥の汚水処理原価は処理場を保有していないことから、今後も同水準を維持すると見込んでいます。⑧の水洗化率は、ほぼ100%となっており、今後の新設経費が不要である反面、新たな使用料収入の飛躍的な増加が見込めない状況を表しています。
老朽化の状況について
法定耐用年数を経過した管渠はないものの、令和7年度から布設50年を迎える管渠が発生します。事業開始当初から急速に事業拡大したため、汚水施設を中心に老朽施設が大幅に増加します。一方で、平成中期から地震対策、長寿命化対策を目的とした管更生を積極的に進めたことから、幹線管渠の耐用年数は更新されています。今後は、平成中期以降に修繕対応にとどめた施設や、耐用年数の短いマンホールポンプの改築などを含めて総合的に事業費の平準化を図り対応することとしています。雨水施設においても、ポンプ場では耐用年数の短い機械、電気設備などにおいて老朽化が始まっています。汚水事業、雨水事業ともに、ストックマネジメント計画に基づいた慎重な改築更新に着手し、事業費の平準化を図ることとしています。
全体総括
令和2年度から令和11年度を計画期間とする「長岡京市上下水道ビジョン(経営戦略)」は、令和7年度から後期計画期間となります。令和5年度から令和6年度にかけて前期の検証と中間見直し案について審議会に諮り、後期目標の時点修正の要否などについて審議いただいています。当計画で重点目標としているもののうち、使用料対象経費へ充当していた「基準外一般会計繰入金の削減または解消」は前期期間中にほぼ達成となりました。しかし別の重点目標である「運転資金の確保」は上記1の③に記載の通り、全国平均に満たない状況が続いています。今後は修繕事業費の平準化や国庫補助など財源の確保に注視し、使用料対象経費の安定化と流動比率の向上が重要課題と考えています。
経営状況
収支構造
総額32.1億円
総額27.8億円