事業・施設概要
| 都道府県 | 滋賀県 | 経営主体 | 豊郷町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 特定環境保全公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | |
| 行政区域内人口 | 7,347人 | 現在処理区域内人口 | 7,346人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 6,626人 | 現在処理区域面積 | 369ha |
| 晴天時現在処理能力 | 0m³/日 | 下水管布設延長 | 78km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
収益的収支は約90%で推移しているものの平成29年度決算と比較すると2.5%減少しており、このことは総収益額の減少に対して総費用額の減少が小さいこと、また、地方債償還金の増加が要因である。経費回収率は汚水処理費の増加により約15%減少しており、一般会計からの繰り入れに頼っている状況を示している。経費回収率と汚水処理原価の双方を併せて見ると、経費回収率が悪化するにつれ汚水処理原価についても悪化傾向が見られる。これは平成26年度に着手し平成30年度にかけて実施してきた施設の耐震化に伴う建設改良費の増が要因しており、本町のような財政規模では顕著に表れる傾向にあって今後想定されている施設の更新と財政計画を総合的に進めるため、下水道事業審議会において評価ならびに検討する。施設利用率は今年度から見直しがあり、町で処理施設を有しておらず流域下水道に接続しているため算出されていない。企業債残高対事業規模比率は、これまで繰上償還を積極に行ってきたことから減少してきたが、近年の起債の借入に伴う元本償還が始まることから、今後の施設更新に伴う起債借入を注視する必要がある。
老朽化の状況について
本町の管渠は、平成3年度以降に布設を開始したことから法定耐用年数を経過している管渠はない。しかし、マンホールポンプを4箇所有していることから電気設備等の改築更新を迎えるが、今後はストックマネジメントにより実施していく予定である。併せて経年劣化に備えた更新計画を策定する必要がある。
全体総括
経費回収率を向上させるためには、中長期を見据えた経費の見直しや使用料の見直しを実施すること、更新時期となる設備の平準化等の対策を計画的に進める必要がある。また、使用料以外の収入に依存していることが顕著である現状から、これまでに整備した下水道施設(施設の耐震化)の更新・維持管理に要する費用が多額となることが予想され、今後の人口減少等による使用料の減少等を踏まえ、長期的な計画と経営が求められている。平成28年度に策定した経営戦略の見直しを含め、水洗化率の向上に務める。さらに令和2年度に地方公営企業法の適用を受ける為の準備を進めており、経営基盤の強化を図るとともに、資産の状況についてより詳細な分析が可能となることから各種指標を組み合わせた分析を行った経営が可能となる。
経営状況
収支構造
総額2.5億円
総額1.4億円