事業・施設概要
| 都道府県 | 三重県 | 経営主体 | 亀山市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A5 | 行政区域内人口 | 49,292人 |
| 現在給水人口 | 49,242人 | 給水区域面積 | 6,080ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
①燃料費等の急騰により、前年度より低下したが、平成30年4月の水道料金改定による給水収益の増加によって、経常収支比率は大きく平均値を上回っている。②累積欠損金比率は0であり健全である。③流動比率は平均値を大きく下回っているが、前年度よりは増加している。増加した主な要因は、流動資産の未収金の増加、流動負債の企業債、未払金の減少による。④企業債残高は順調に減少しており、平均値を大きく下回っているが、③の流動比率が低いため、資本的収支の不足額が大きい場合は起債を検討する必要がある。⑤平成30年4月の水道料金改定により、料金回収率は健全な水準となっているが、燃料費等の急騰により⑥の給水原価が上昇したため、前年度よりやや低下した。⑥給水原価は燃料費等の急騰により、前年度よりやや増加した。全国平均を大きく下回り、健全な状況ではあるが、今後の燃料費等の動きに注意が必要である。⑦施設利用率は前年度と同水準で、平均値を上回っているが、個々の施設能力が適正であるか検証していく必要がある。⑧有収率は平均値を大きく上回っているが、これは工場用の責任水量によるものである。令和4年度においては実配水量においては89.7%となり、前年度より僅かに増加した。
老朽化の状況について
①減価償却率は前年度より上昇しており、平均値を上回っている。50%を超え、類似団体平均値との差が広がっている。施設の更新を早めていく必要がある。②経年化率は前年度よりやや上昇しており、平均値を上回っている。早急な更新が必要である。③更新率は前年度より上昇しており、平均値を上回っている。耐用年数を超える管路が増加しないように、今後も計画的な更新が必要である。
全体総括
平成30年4月の水道料金改定により、経常収支比率や料金回収率は改善している。流動比率は平均と比較すると依然として低いものの、企業債の償還が進んだことにより、流動負債はやや減少しているため、今後の流動比率はやや改善されていくことが予想される。また、老朽化の状況としては、管路更新率は平均より高く、計画的な更新は進められているものの、未だ減価償却率、経年化率ともに全国平均を超えており、今後も管路・施設の更新に努めていく必要がある。経営状況は概ね健全であるが、老朽化状況の改善に向けて、水需要の動向を注視し、今後の財政運営の維持・改善を計画していく必要がある。
経営状況
収支構造
総額13.5億円
総額11.7億円