事業・施設概要
| 都道府県 | 三重県 | 経営主体 | 亀山市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A5 | 行政区域内人口 | 49,553人 |
| 現在給水人口 | 49,503人 | 給水区域面積 | 6,040ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
①平成30年4月の水道料金改定による給水収益の増加によって、経常収支比率は大きく平均値を上回り、今年度も継続して高い水準を維持している。②累積欠損金比率は0であり健全である。③流動比率は前年度よりやや低下している。主な要因は、工事の繰越等により、流動負債の未払金が増えたことによる。平均値を大きく下回っており、改善には時間を要する状況である。④企業債残高は順調に減少しており、平均値を大きく下回っているが、③の流動比率が低いため、資本的収支の不足額が大きい場合は起債を検討する必要がある。⑤平成30年4月の水道料金改定により、料金回収率は健全な水準となったが、⑥の給水原価が上昇すると、低下していくため、注意が必要である。⑥給水原価は前年度と同水準である。全国平均を大きく下回り、健全な状況ではあるが、動力費などの増加要因もあるので、注意が必要である。⑦施設利用率は前年度と同水準で、平均値を上回っているが、個々の施設能力が適正であるか検証していく必要がある。⑧有収率は平均値を大きく上回っているが、これは工場用の責任水量によるものであり、また、令和元年度においては不明水量も多かったため、実配水量においては88.8%となり、前年度より減少した。
老朽化の状況について
①減価償却率は前年度より上昇しており、平均値を上回っている。50%を超え、類似団体平均値との差が広がっている。施設の更新を早めていく必要がある。②経年化率は前年度と同水準であり、平均値を大きく上回っている。早急な更新が必要である。③更新率は前年度より上昇しており、平均値を大きく上回っている。耐用年数を超える管路が増加しないように、今後も計画的な更新が必要である。
全体総括
平成30年4月の水道料金改定により、経常収支比率や料金回収率は改善しているが、流動比率は依然として低く、かつ前年度より減少している。また、老朽化の状況としては、管路更新率は高く、計画的な更新は進められているものの、未だ減価償却率、経年化率ともに全国平均を超えており、今後も管路・施設の更新に努めていく必要がある。管路・施設の更新に伴い営業費用が増加することから、今後の流動比率の改善は、より厳しくなっていくことが予想される。水道料金の原価に資産維持費を計上していないこともあり、水需要の動向と、今後の財政運営の状況改善に向けた検証をしていく必要がある。
経営状況
収支構造
総額13.4億円
総額10.9億円