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経常収支比率収益的収支比率累積欠損金比率流動比率企業債残高対事業規模比率経費回収率汚水処理原価水洗化率 |
経営の健全性・効率性について経常収支比率は、前年度に比べ4.92ポイント減少したが、100%を上回っていることから黒字を示している。また、累積欠損金が発生していないため、経営の健全性は保たれている。流動比率は、100%を下回っていることから支払能力の改善が必要であるが、流動負債の大半は建設改良企業債であり、この財源により整備した汚水区域からの使用料収入が増加するよう普及率の向上に努めている状況である。企業債残高対事業費規模比率は、類似団体平均値を上回っているが、令和8年度に整備が完了するまでは投資費用が必要なことから、適切な投資規模を分析した企業債の借入れが必要である。経費回収率は、100%を下回っていることから使用料収入だけでは汚水処理費全額を賄うことができていない状況であり、一般会計からの繰入金に依存する経営となっている。水洗化率は、前年度に比べ0.89ポイント増加しているが、類似団体平均値を下回っているため、今後も未接続世帯の解消に努めていく必要がある。 |
有形固定資産減価償却率管渠老朽化率管渠改善率 |
老朽化の状況について公共下水道の供用開始時期が、平成8年1月であるため、管渠施設等は法定耐用年数の半分にも満たないものが多く、老朽化は進んでいない状況である。 |
全体総括当市の公共下水道事業は、令和8年度の完了に向けて整備を進めており、それまでは普及率とともに使用料収入も増加する見込みであるが、人口減少の加速といった社会情勢の影響を大きく受け、経営環境はますます厳しくなると予想される。そのため、経営の基本計画である鈴鹿市上下水道事業経営戦略を令和4年度に改定し、投資計画の見直しや整備手法の最適化等の検討を行った。今後も、この経営戦略の進捗管理を適切に行うことで、効率的に安定した経営を継続するよう取り組んでいく。 |
出典:
経営比較分析表
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