地方財政ダッシュボード

北名古屋水道企業団:末端給水事業の経営状況(2023年度)

収録データの年度

2024年度2023年度2022年度2021年度2020年度2019年度2018年度2017年度2016年度2015年度2014年度

共有

事業・施設概要

都道府県愛知県経営主体北名古屋水道企業団
事業区分末端給水事業会計適用区分法適用
類似団体区分A4行政区域内人口101,877人
現在給水人口99,152人給水区域面積2,221ha

注:人口・面積は当該年度値。

経営の健全性・効率性について

①経常収支比率及び⑤料金回収率は類似団体平均値を上回っており、経営状況は比較的良好といえる。しかし、長期的には施設の更新事業及び給水人口の減少により経常収支の悪化が見込まれる。また、物価の高騰により各費用の増加が予想される。引き続き経営改革に取り組み費用の削減に努め、⑥給水原価を抑制するとともに、令和6年度に水道料金審議会を行い、適正な水道料金を設定する。③流動比率は、令和6年度から本格的に開始する施設統合事業や重要給水施設配水管耐震化事業に向け資産確保のため2億円企業債借入を行い、現金・預金の減少を抑制したことと、年度末工期の配水管布設及び布設替工事費が減少し、流動負債となる未払金が減少したため指数が少し改善し、類似団体平均値を上回る結果となった。今後も施設の更新費用を企業債の借入により賄っていくことを予定しているため、④企業債残高対給水収益比率が増加していくことが予測される。⑦施設利用率については、類似団体平均値を上回っており、施設の有効利用ができているといえる。しかし、老朽化が進んでいるため新たに建設する配水場に既存の配水場を統合する計画に着手し、更なる効率化を行う。⑧有収率は、類似団体平均値を上回って推移している。しかし、前年度と比較すると減少しているため基幹管路や配水場等の老朽化した施設を中心に投資を行い、有収率を向上できるように努めていく必要がある。

①経常収支比率
②累積欠損金比率
③流動比率
④企業債残高対給水収益比率
⑤給水原価
⑥施設利用率
⑦有収率

老朽化の状況について

①有形固定資産減価償却率は、固定資産の老朽化に伴い年々増加傾向にある。また、拡張時代に埋設した配水管が法定耐用年数を超え始めたため、②管路経年化率も年々増加傾向にある。前年度に続き類似団体平均値を下回ったものの、良好とは言い難く耐用年数が40年以上とされるダクタイル鋳鉄管や高密度ポリエチレン管を積極的に採用することにより管路の長寿命化を図っている。③管路更新率は、構成市町の下水道整備に同調して配水支管の老朽管を中心に積極的に更新を行ってきたため、類似団体平均値を上回って推移してきたが、令和5年度については、配水施設統合事業の費用が増加したため、管路更新に係る費用が削減され前年度と比べ低下した。今後も配水施設統合事業や、大口径基幹管路更新を進めることにより、率は低下し平均値に近づくと予測される。

①有形固定資産減価償却率
②管路経年化率
③管路更新率

全体総括

令和5年度決算では、経営の健全性・効率性における各指標は類似団体平均値と比較して概ね良好な数値を示しており、健全かつ効率的に経営を行っているといえる。しかし、支出については令和6年度から県営水道の値上げが段階的に開始される事等により増加し、収入については給水人口の減少や節水機器の更なる普及により減少が予測されるなか、老朽化した施設の更新・統合事業や基幹管路・重要給水施設管路の耐震化に多額の費用が見込まれるため、経営状況は厳しさを増していくと思われる。令和6年度に水道料金審議会を行い適正な水道料金を設定し、強靭で持続可能な水道事業の構築を行います。

経営状況

総収益・総費用
経常損益
当期損益
国・都道府県補助金
他会計補助金・繰入金

収支構造

①収益構造

総額19.8億円

②収益構造のスカイライン分析
③費用構造

総額16.7億円

④費用構造のスカイライン分析

利用状況

1か月10m³当たり家庭用料金
1か月20m³当たり家庭用料金
現在給水人口
年間総配水量
年間総有収水量
給水人口一人当たり配水量
最大稼働率
負荷率

出典:総務省「地方公営企業決算状況調査」、総務省「経営比較分析表」数値は各年度の公表値。

よくある質問

このページで何が分かりますか?

地方公営企業の2023年度の主要な経営指標と、公表されている場合は分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『地方公営企業決算状況調査』および、公表されている事業では『経営比較分析表』をもとに構成しています。

自治体本体の財政も見られますか?

ページ上部の北名古屋水道企業団リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。