愛知県小牧市:末端給水事業の経営状況(2022年度)
愛知県小牧市が所管する水道事業「末端給水事業」について、2022年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2022年度)
経営の健全性・効率性について
最初に、昨年比で激変した⑤料金回収率を説明します。減少原因は「原油価格・物価高騰等総合緊急対策関連水道使用料調定減額」による給水収益の減少(△429,892,200円)ですが、この額は全て一般会計から「営業外収益」として補填済です。仮にこの補填額を全て給水収益とすれば⑤料金回収率は「105.43%」とほぼ例年通りの値となります。以上を踏まえると、①経常収支比率②累積欠損金比率⑤料金回収率⑧有収率は全国平均及び類似団体平均よりも望ましい値となりました。③流動比率については、前年度に比して663.2%減少しましたが、浄水場更新工事に関する支出が未払金となったことによるものであり一時的なものです。⑥給水原価については、当市は全国平均および類似団体平均を下回っています。次に⑤料金回収率については、105.43%とすれば当市は全国平均および類似団体平均を上回っています。この2点から、当市は給水に要する費用が他団体より少なく、かつ事業に必要な費用を給水収益で賄えている状況であると判断できます。加えて、企業債残高も減少していることから、④企業債残高対給水収益比率においても健全な状態にあると判断できます。⑦施設利用率について、⑧有収率と組み合わせて施設の収益性の観点から説明します。⑦施設利用率は一般的には高い数値であることが望まれます。当市は全国平均および類似団体平均を上回っています。⑧有収率も当市は全国平均および類似団体平均を上回っています。この2点が共に高水準であることは、施設稼動が収益に繋がっていることを示しており、施設の収益性は高いと判断できます。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率②管路経年化率は全国平均および類似団体平均を共に上回る状態が続いています。このことから、全体的には老朽化が進んでいると判断されます。③管路更新率については、全国平均および類似団体平均を共に下回りました。管路布設・更新工事の件数や管路延長距離が減少傾向にありますが、これは大口径基幹管路の耐震化や施工困難箇所の更新が集中しつつあり、管路更新がなかなか進まないことによります。このため③管路更新率のような管路延長を基とする指標は悪化しているものの、将来へ向けた施設投資は着実に実施しております。
全体総括
「経営の健全性・効率性」の指標については、現時点で早急な改善を要するものはありません。対して「老朽化の状況」の指標は、老朽化が進行していることを示しています。現時点での③管路更新率0.39%という値は全管路の更新に約260年を要することを示しており、楽観視はできません。以上を踏まえると、当市の水道事業は現時点では良好な経営状況を示しているものの、将来展望としては施設更新時期の到来による投資額の増加や人口減少などによる水需要そのものの減少など、経営環境は悪化していくことが予想されます。経営戦略(令和2年度~11年度)に基づき、施設の計画的な維持更新、財政基盤の強化、技術継承による組織力・お客さまサービスの向上に引き続き取り組みます。なお、経営戦略については、令和7年度に見直し予定です。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
末端給水事業の2022年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の小牧市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。