静岡県菊川市:特定環境保全公共下水道の経営状況(2022年度)
静岡県菊川市が所管する下水道事業「特定環境保全公共下水道」について、2022年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2022年度)
経営の健全性・効率性について
当市の下水道事業は公共下水道及び特定環境保全公共下水道の2事業で構成され、平成30年4月1日から地方公営企業法の財務規定を適用する企業会計へと移行した。①経常収支比率が悪化した要因として、下水道使用料収入が約110万円減少したこと、燃料費高騰に伴い営業費用が約430万円増加したことが挙げられる。引き続き接続促進の働きかけを行うとともに、使用料単価の見直しを検討し、健全な経営を行う必要がある。②累積欠損金比率については、令和4年度においても当年度純損失を計上したことから数値が悪化した。③流動比率は、現金及び預金が約900万円減少したことから、前年度対比で7.12pt悪化した。これは未払金支払いによるものが影響している。④企業債残高対事業規模比率は、前年度以前に平成30年度及び令和元年度の数値をそれぞれ1,276%、1,217%に修正している。令和4年度実績では、10.88pt改善しているが、これは新規借入がないことが要因として挙げられる。⑤経費回収率については、前年度以前に平成30年度及び令和元年度の数値をそれぞれ73.61%、79.68%に修正した。令和4年度実績は72.35%と前年度対比で10.61pt悪化した。これは燃料費高騰等に伴い維持管理費が約270万円増加したことが要因として挙げられる。使用料単価の見直しを早急に行う必要がある。⑥汚水処理原価は前年度以前に平成30年度及び令和元年度数値をそれぞれ176.00円、158.23円に修正している。令和4年度実績は173.43円と類似団体と比較し効率的な汚水処理が行えていると判断できる。⑦施設利用率は前年度以前に令和2年度数値を0.00%に修正している。公共下水道と同一の処理場を使用しているため、数値の算出はない。⑧水洗化率については、類似団体と比較し数値は上回っている。引き続き、水洗化向上の取り組みを行い、水質保全に努めていく。
老朽化の状況について
当市の下水道事業は平成17年3月31日から供用を開始した、比較的新しい施設である。そのため、有形固定資産は耐用年数に満たないことがほとんどであるため、類似団体平均と比較すると低い値となっている。しかしながら、今後は耐用年数を迎える資産も増えてくることから、ストックマネジメント計画に基づき、長期的な施設状況を予測しながら、点検、調査、修繕及び改築を計画的に行っていく必要がある。
全体総括
特定環境保全公共下水道事業単体では、公共下水道事業同様、使用料収入以上に費用の増加が顕著であり、現状の使用料単価では、各指標の改善が見込めないと考える。当市の下水道事業はセグメント分けをしていないため、公共下水道事業の数値と合算した指標で分析を行う必要がある。公共下水道事業を考慮した数値で分析を行うと経常収支比率は95.55%、経費回収率は79.89%といずれも100%を下回っていることから経営改善が急務である。自立した経営を目指す上で使用料単価の見直しを行うことは喫緊の課題であり、適正な使用料収入の確保、累積欠損金の解消等、経営改善を図る必要がある。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
特定環境保全公共下水道の2022年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の菊川市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。