事業・施設概要
| 都道府県 | 長野県 | 経営主体 | 飯綱町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | F2 |
| 行政区域内人口 | 11,115人 | 現在処理区域内人口 | 3,857人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 3,355人 | 現在処理区域面積 | 181ha |
| 晴天時現在処理能力 | 1,783m³/日 | 下水管布設延長 | 61km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①収益的収支比率は、100%を下回り右肩下がりの傾向にあり、単年度収支は毎年赤字で悪化していると判断できます。区域内人口の減少、区域内に6処理場と施設が多く維持管理経費が嵩むことが要因です。そのため、特環への接続、処理場の統廃合を計画し、経費の削減を図る必要があります。また、使用料の改定等の経営改善が急務です。④企業債残高対事業規模比率は、全国・類似団体の6倍以上と高く、施設整備の企業債未償還額が多いことを示しています。施設の統廃合を推進しても多額の企業債繰上償還は困難なため、今後も高水準と見込んでいます。⑤経費回収率は、全国・類似団体と同水準ですが、収益的収支比率が低く、使用料の改定等の経営改善が急務です。⑥汚水処理原価は、全国・類似団体よりも高く、維持管理費が嵩むためであり、処理施設の統廃合によって経費の削減に努め、原価を下げる予定です。⑦施設利用率は、全国・類似団体よりも低く、計画人口が過大であったこと、計画に比して人口が減少したためです。今後は処理場の統廃合により、適切な施設規模を目指します。⑧水洗化率は、全国・類似団体よりも高水準となっていますが、未接続者は、高齢者世帯等が主であるため、ほぼ頭打ちの状況です。水洗化率向上のためには、広報による啓発及び戸別訪問による水質環境保全の理解を得ながら接続推進を実施していきます。
老朽化の状況について
農業集落排水事業は、6地区6施設で構成されており、供用開始が平成6年度から21年度であり、20年以上を経過した施設もあります。電気・機械等耐用年数を経過した設備が多く、修繕や更新費用が増大する傾向にあります。平成25年度より各処理区の機能診断を行い、平成27年度には、最適化構想を策定しています。今後は、本構想を基本として、長寿命化を検討しながら修繕、更新等の平準化計画を作成するとともに、施設の統廃合を推進します。
全体総括
農業集落排水施設は、経年劣化により施設の修繕・更新費が増加傾向にあります。平成20年度に策定した「飯綱町生活排水処理区統廃合基本計画」に基づき、平成27年度には東黒川地区を特環に接続し統合しました。令和2年度には、袖之山地区・牟礼西部地区を特環に接続統合する予定で事業を進めています。しかしながら、想定を上回る人口減少のため、統合基本計画の見直しも必要な時期に来ています。また、高齢化・節水機器等の普及により料金収入の増加は見込めない状況にあるため、計画的な使用料改定を視野に入れていく必要があります。企業債の償還は、新たな借入がない限り令和20年度が最終償還年度となりますが、各処理区の平準化による修繕・更新には多額の費用が必要となるため、新たな企業債の借入が見込まれており、今後も経費の削減に努めます。
経営状況
収支構造
総額2.3億円
総額1.2億円