事業・施設概要
| 都道府県 | 長野県 | 経営主体 | 安曇野市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | F2 |
| 行政区域内人口 | 98,073人 | 現在処理区域内人口 | 2,906人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 2,768人 | 現在処理区域面積 | 91ha |
| 晴天時現在処理能力 | 1,564m³/日 | 下水管布設延長 | 34km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
一般会計からの基準内繰入額が増加したことにより経常利益が増加し、経常収支比率は改善したが、今後も一般会計からの繰入金収入に頼った経営となることが予想される。水洗化人口は増えていないが、分母である現在汚水処理区域内人口が減少しているため、水洗化率が上がっている。流動比率は改善したが、今後は使用料収入の増加は見込めない中で企業債の償還を行うため流動比率は悪化することが予想される。企業債残高対事業規模比率は、平成4年の事業着手以降、急速に施設整備を推進してきたことから、類似団体平均より高い状況であるが、計画的な企業債の償還に努め、減少していく見込みである。支払利息の減少などに伴い汚水処理費(資本費)が減少したことで、経費回収率が改善し、汚水処理原価が減少した。人口減少により汚水処理量が減少しているため、施設利用率は低くなっており、今後も減少傾向となる見込みである。今後は、汚水処理の効率化を図るべく、施設の統廃合について調査・検討を進める。
老朽化の状況について
安曇野市は、供用開始から20年ほどしか経過していないため、老朽化を示す指標は非常に低くなっている。今後は「安曇野市下水道事業経営戦略」に基づく計画的な修繕や維持管理により、施設の長寿命化を図る。しかし、短期間で整備工事を行ってきたことから、将来的に更新時期が集中することが想定されるため、計画的にカメラ調査や適切な維持管理をし、長寿命化対策に取り組む。
全体総括
安曇野市下水道事業は、地方公営企業法適用事業へ移行して2年目の決算を迎えたが、経営の健全性は順調に推移している。また、現在老朽化を示す値は非常に低いが、今後は更新需要の増加が想定されるため、ストックマネジメントの早期策定を進める。平成28年度に策定した「安曇野市水道事業経営戦略」に基づき、計画的に事業を遂行し、水洗化率の向上、施設の長寿命化のための適切な維持管理を確実に行い、健全で持続可能な経営を図っていく。
経営状況
収支構造
総額2.7億円
総額2.2億円