事業・施設概要
| 都道府県 | 長野県 | 経営主体 | 安曇野市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 特定環境保全公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | D2 |
| 行政区域内人口 | 98,073人 | 現在処理区域内人口 | 7,753人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 4,161人 | 現在処理区域面積 | 337ha |
| 晴天時現在処理能力 | 0m³/日 | 下水管布設延長 | 111km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
平成30年2月から、区域外の企業等より汚水の受入を開始したため、経常利益が増加し、経常収支比率は改善した。経常収支比率は類似団体平均と比較しても良好な数値であり、健全な経営状況にあるといえる。水洗化率は、整備事業により分母である現在処理区域内人口が増えたため一時的には下がっているが、接続件数は増加しており、使用料収入は増加している。流動比率は、大口使用者の新規接続の影響もあり、類似団体平均よりも高くなっている。企業債残高対事業規模比率は、平成11年の事業着手以降、急速に施設整備を推進してきたことから、類似団体平均より高い状況である。今後は新たに資本費平準化債の借入れを予定しており、企業債残高対事業規模比率は大きくなることが予想されるため、計画的な企業債の償還に努める。使用料収入の増加により経費回収率は改善し、維持管理費(人件費等)の減少により汚水処理原価が減少した。特定環境保全公共下水道事業は、単独の処理場を保有していないことから、施設利用率は算定されない。特定環境保全公共下水道地域の整備事業は、平成30年度に完了するため、今後は水洗化率の向上による使用料収入の増加につなげ、さらなる経営の健全化を図っていく。
老朽化の状況について
安曇野市は、供用開始から20年ほどしか経過していないため、老朽化を示す指標は非常に低くなっている。管渠改善率は、整備事業により類似団体平均と比較しても高い数値となっている。今後は「安曇野市下水道事業経営戦略」に基づく計画的な修繕や維持管理により、施設の長寿命化を図る。しかし、短期間で整備工事を行ってきたことから、将来的に更新時期が集中することが想定されるため、計画的にカメラ調査や適切な維持管理をし、長寿命化対策に取り組む。
全体総括
安曇野市下水道事業は、地方公営企業法適用事業へ移行して2年目の決算を迎えたが、経営の健全性は順調に推移している。また、現在も整備途中であるため老朽化を示す値は非常に低くなっている。平成28年度に策定した「安曇野市水道事業経営戦略」に基づき、計画的に事業を遂行し、水洗化率の向上、施設の長寿命化のための適切な維持管理を確実に行い、健全で持続可能な経営を図っていく。
経営状況
収支構造
総額4.0億円
総額3.2億円