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経常収支比率累積欠損金比率流動比率企業債残高対事業規模比率経費回収率汚水処理原価施設利用率水洗化率 |
経営の健全性・効率性について経常損益の状況は、平成19年度に使用料を引き上げ、平成19年度から21年度に行った高利な企業債の繰上償還により、支払利息が減少したことなどにより、平成20年度から黒字となっていますが、収益については、一般会計からの多額な繰入金で賄われている状況です。施設の効率性を示す施設利用率は、類似団体平均に対して低い状況です。施設の利用状況や適正規模を判断し、施設の規模と機能の抑制を検討するなかで、施設利用率の改善に努めていきます。下水道事業においては、人口減少社会を迎え、下水道使用料が減収するなかで、多額な企業債の借り入れによる償還、浄化センターなど施設の大規模な改築や耐震化等を控えていることから、今後も経営の健全化に配慮した計画的かつ効率的な事業運営に努めていきます。 |
有形固定資産減価償却率管渠老朽化率管渠改善率 |
老朽化の状況について現在、管渠は老朽化を示す状況ではありませんが、今後10年以内に法定耐用年数を経過する管渠が出てくることから、長寿命化計画に基づき、計画的に長寿命化を図っていきます。 |
全体総括今後の下水道事業経営にあたっては、水洗化率の大幅な向上が見込めないなか、人口が減少することから、下水道使用料は減収となっていくことが予想されます。施設の老朽化に伴う更新投資の増大、被災時の下水道機能の確保や災害防止の取り組みの強化のため、多額の投資が必要となるなかで、投資と財政のバランスに配慮し、長期的視野に立った効率的で効果的な事業展開を図り、更なる経営改善に取り組むことで、健全で持続可能な事業経営に努めていきます。 |
出典:
経営比較分析表
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