事業・施設概要
| 都道府県 | 山梨県 | 経営主体 | 甲府市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 簡易水道事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | C4 | 行政区域内人口 | 183,984人 |
| 現在給水人口 | 320人 | 給水区域面積 | 259ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
経常収支比率は、前年度と比較して上昇しているが100%をわずかに下回っていることから、給水収益等により維持管理費や支払利息等の費用を賄えておらず、厳しい経営状況となっている。累積欠損金比率は、前年度と比較して上昇しており、複数年度にわたって損失が累積した状況にある。流動比率は、前年度からほぼ横ばいであり100%を上回っていることから、短期的な債務に対する支払能力は確保できている。企業債残高対給水収益は、前年度と比較して下降しているが、類似団体の平均値を大きく上回っている。施設更新の財源を企業債で賄っており、事業に対する給水収益が微小であることが要因である。料金回収率は、前年度と比較して上昇しているが、100%を大きく下回っている。料金収入のみでは費用を賄えておらず、一般会計からの繰入金に頼る運営状況であり、長期的な財政計画のもと、経営の健全化が当面の課題である。給水原価は、前年度と比較して下降しており、類似団体の平均値を下回っている。今後も経営の効率化に努めていく。施設利用率は、前年度と比較して下降しているが、類似団体の平均値を上回っている。引き続き施設規模の適正化や計画的な施設更新を行っていく。有収率は、前年度と比較して下降しており、類似団体の平均値を下回っている。
老朽化の状況について
有形固定資産減価償却率は前年度に比べて上昇しており、類似団体の平均値を上回っている。管路経年化率は、前年度に比べて上昇しており、類似団体の平均値を大きく上回っている。管路更新率は、低い状態にあるが、財政状況を考慮するなかで、適正な規模での更新が必要である。
全体総括
本市の簡易水道等事業を取り巻く経営状況は大変厳しく、料金収入のみでは費用を賄えておらず、一般会計からの繰入金に頼る経営状況である。今後は、過疎化に伴う料金収入の減少と、老朽施設への更新投資の増加により益々厳しさを増していくことが想定されるなかで、経常収支比率等の改善や累積欠損金比率の解消に向け、令和2年度に策定した「甲府市簡易水道等事業経営戦略」に基づき、中・長期的視点に立った計画的な経営に取り組み、効率化及び健全化に努めていく必要がある。
経営状況
収支構造
総額7,244.2万円
総額7,411.9万円