事業・施設概要
| 都道府県 | 福井県 | 経営主体 | 池田町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | F2 |
| 行政区域内人口 | 2,174人 | 現在処理区域内人口 | 226人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 208人 | 現在処理区域面積 | 13ha |
| 晴天時現在処理能力 | 117m³/日 | 下水管布設延長 | 7km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
令和6年度は法適用初年度であり、類似団体平均との比較を中心に分析する。健全性について、経常収支比率111.87%は類似団体平均(106.62%)を上回り単年度収支は黒字である。累積欠損金は発生しておらず、流動比率202.61%も類似団体平均(58.25%)を大幅に上回っており、短期的な支払能力は十分に確保されている。一方、企業債残高対事業規模比率2,623.29%は類似団体平均(791.46%)の約3.3倍と極めて高く、将来の元利償還負担が経営を圧迫する懸念がある。効率性について、経費回収率54.54%は類似団体平均(47.96%)を上回るものの100%には届かず、使用料収入のみでは汚水処理費を賄えておらず一般会計繰入金に依存した構造にある。汚水処理原価325.51円は類似団体平均とほぼ同水準である。施設利用率71.79%及び水洗化率92.04%はいずれも類似団体平均を上回り良好である。今後は企業債償還負担の推移を注視しつつ、経費回収率の向上に努める必要がある。
老朽化の状況について
令和6年度は法適用初年度のため経年比較はできない。有形固定資産減価償却率3.00%は法適用初年度の資産計上によるもので、類似団体平均(24.53%)との差は会計上の要因が大きい。管渠老朽化率及び管渠改善率はいずれも0.00%であり、法定耐用年数を超過した管渠はなく、当年度の改善工事も実施していない。管渠は塩ビ管が主体で現時点では概ね健全であるが、今後の経年劣化に備え、最適整備構想によるストックマネジメントに取り組む必要がある。
全体総括
令和6年度は法適用初年度であり、公営企業会計により経営実態が明確となった。経常収支比率111.87%、累積欠損金なし、流動比率202.61%と財務の安定性は確保されている。一方、経費回収率54.54%にとどまり使用料収入のみでは汚水処理費を賄えず一般会計繰入金に依存した構造にある。また企業債残高対事業規模比率2,623.29%と債務負担が重く、将来の償還負担への対応が課題である。老朽化については管渠老朽化率0.00%と現時点では健全であるが、今後の経年劣化に備え、計画的な更新と使用料水準の適正化に取り組み、持続可能な事業運営を目指す。能な事業運営を目指す。事業経営戦略の改定を行い、経営健全化・事業効率化を進めていきます。また、経営状況を可視化し、住民への周知及び理解をより一層図ります。
経営状況
収支構造
総額2,479.0万円
総額2,221.2万円