事業・施設概要
| 都道府県 | 石川県 | 経営主体 | 中能登町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 特定環境保全公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | D2 |
| 行政区域内人口 | 18,883人 | 現在処理区域内人口 | 15,845人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 13,126人 | 現在処理区域面積 | 615ha |
| 晴天時現在処理能力 | 7,282m³/日 | 下水管布設延長 | 212km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①収益的収支比率処理場建設工事や下水道管管渠工事など、下水道事業開始に当たっての整備事業に関する地方債償還がピークを迎えつつあるために年々大きくなっている。施設の統廃合を行い、維持管理費の削減に努めているが、収益的収入では地方債償還までは賄えておらず、収支比率は右肩下がりの状況となっている。④企業債残高対事業規模比率合併前の旧町時代に各町で下水道整備事業はほぼ終了している。それぞれの町で全て処理できるように計画し、建設された処理場の建設費用や地理的に処理場から離れた地域も処理区域に入るよう計画し管渠を布設整備したことによる工事費などが大きく、類似団体平均値に比べ大きくなっていると考えられる。⑤経費回収率施設の統廃合を行い、維持管理費の削減に努めているが、老朽化や経年による機械設備等の施設修繕費が毎年発生しているため、大きな経費回収率の改善に繋がっていないのが現状である。⑥汚水処理原価処理場などの統廃合や維持管理委託の見直しを行い、費用の削減を行い処理費用の軽減を行っているが、企業債償還額が大きくなっていることや、修繕費用も発生していることから類似団体平均値に比べ大きくなっていると考えられる。⑧水洗化率水洗化率は82%を超えているが、伸びは鈍化している。当町の面整備はほぼ終了しているため、未接続世帯へ接続をお願いしていかなければならない。
老朽化の状況について
③管渠改善率下水道管管渠は布設してから30年未満のものがほとんどであり、更新、改良すべき管渠がまだ発生していないため管渠の改善率は皆無となっている。
全体総括
事業当初の借入企業債の残高が大きいため、企業債償還が経営を大きく圧迫している。処理場などの統廃合による不要な施設の廃止を進め、老朽化施設、機械設備の長寿命化計画による延命と改善により更なる維持管理の節減を目指し、本来であれば使用料収入で賄うべき費用を繰入金で充てている状態を改善するためにも使用料収入の増収を目指していかなければならないと考える。また、下水道管渠は比較的新しいため、現在は更新、改良を全く行っていないが、今後は管渠の更新や改良が発生してくることを考え、一度に工事の負担が掛かることがないように、計画的な管渠更新事業の計画を策定していく事が必要と考える。
経営状況
収支構造
総額4.2億円
総額4.2億円