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石川県白山市:公共下水道の経営状況(2022年度)

🏠白山市

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収録データの年度

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経営比較分析表(2022年度)

経常収支比率

累積欠損金比率

流動比率

企業債残高対事業規模比率

経費回収率

汚水処理原価

施設利用率

水洗化率

経営の健全性・効率性について

例年経常収支比率が100%に及ばず赤字を示していたが、徐々に改善しR2年度以降黒字となった。今後も収支の改善に努め、累積欠損金の解消に取り組む必要がある。経費回収率については平成27年度の料金改定以降100%を超える水準で推移している。なお、企業債残高はR3年度以降大きく減少しており、住居系の面整備も完了していることから、今後は施設の更新需要を見据え、引き続き企業債残高の抑制に努め、経営の健全化を図っていく必要がある。(R4は0.00→159.27に訂正)このほか、施設利用率については、施設の処理能力がやや過剰で効率性が低いが、現在、処理区の統合を進めていることから、利用率は上昇するものと思われる。

有形固定資産減価償却率

管渠老朽化率

管渠改善率

老朽化の状況について

減価償却率は徐々に増加しており、管渠は比較的新しい状態ではあるが、ストックマネジメント計画に基づき、後年度における管渠更新投資の平準化に努める必要がある。

全体総括

管渠の老朽化が始まるまでに、経費の節減と使用料金の見直しを行い、利益の確保、累積欠損金の解消に取り組むため、計画的に安定した経営状態となることが重要である。そのためには、将来の管渠更新や企業債の償還に備え、経営戦略の見直しをする必要がある。なお本市においては、事業の効率化のため処理施設の統廃合を順次進めているところであり、更新費用の縮減により更なる経営の健全化を図っていくこととしている。

出典: 経営比較分析表,

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