事業・施設概要
| 都道府県 | 富山県 | 経営主体 | 射水市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A4 | 行政区域内人口 | 90,669人 |
| 現在給水人口 | 89,998人 | 給水区域面積 | 10,944ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
①給水収益の減少と減価償却費の増加により経常収支比率は下降した。今後もこの傾向が継続すると見込まれるため、健全経営を維持するための対策が必要である。②累積欠損金は発生していない。③投資額の増加により現金預金が減少し流動比率は低下した。短期的な債務に対する支払能力に支障はないが、全国・類似団体平均を大きく下回っているため、適正な資金保有額の検証を継続して行う。④企業債残高、給水収益ともに減少したが、給水収益の減少が大きく、企業債残高対給水収益比率は上昇した。全国・類似団体平均よりも高い値であるため、財務体質の健全化に努める。⑤料金回収率は100%を上回っているが、収益減少と費用増加の傾向にある。⑥経費削減努力により給水原価を維持してきたが、今後は受水費が増加に転じるため上昇すると見込まれる。⑦年間配水量の減少により施設利用率は低下したが、全国・類似団体平均よりも高い値である。今後の水需要予測に基づき、適切な施設規模を検討する必要がある。⑧全国・類似団体平均よりも高い水準を維持しているが、頻発する自然災害の影響も受けて有収率は下降傾向にある。施設更新及び漏水防止対策を強化し有収率の向上に努める。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率は、全国・類似団体平均を下回ったものの、年々上昇しており、老朽化した施設の計画的な更新が必要である。②管路経年化率は全国・類似団体平均よりも高く、年々上昇している。法定耐用年数に捉われず、管路の老朽度を見極め、管路の長寿命化及び耐震化と併せて計画的な更新に努める。③令和5年度は管路の更新に注力したため、管路更新率は上昇したものの、大口径管路を主としたことや物価高騰の影響を受け、投資額に見合った更新率には至らなかった。引き続き、管路の長寿命化と併せて計画的な更新に努めていく。
全体総括
経常収支比率、流動比率及び料金回収率は100%を超えており、概ね健全な経営状況にあると言えるが、水需要の減少と施設の更新需要の増加とともに急激な物価高騰も加わり、今後の経営状況は一層厳しさを増すものと見込まれる。近年の状況を踏まえた建設改良計画をベースに最新のアセットマネジメント等の分析結果を踏まえ、令和2年度策定の水道事業ビジョン・経営戦略の見直しに着手し、経営基盤の強化に向けたより具体的な施策を掲げ、経営改革・合理化を推進していく。
経営状況
収支構造
総額19.8億円
総額17.2億円