事業・施設概要
| 都道府県 | 新潟県 | 経営主体 | 関川村 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | F2 |
| 行政区域内人口 | 5,986人 | 現在処理区域内人口 | 1,038人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 734人 | 現在処理区域面積 | 80ha |
| 晴天時現在処理能力 | 481m³/日 | 下水管布設延長 | 22km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
関川村の農業集落排水事業は、金丸、片貝、女川の3地区で行われている。経営状況は、収支的収支比率約70%程度に留まり、供用開始からこれまでの間赤字経営が続いている。また、企業債残高も類似団体と比べて非常に高くなっている。これは、点在する集落間を結ぶための下水道管の整備に多額の費用を要したこと、また、短期間で整備を行ったことに伴い、整備時に借り入れた地方債の償還額が大きな要因となっている。地方債の償還が続くにつれて経営は徐々に改善される見込みはあるが、当面の間一般会計からの繰り入れに頼らざるを得ない状況となっている。継続した農業集落排水施設への加入促進に加え、経常経費の圧縮をおこない、経営の健全性、効率性を図る必要がある。
老朽化の状況について
金丸地区が平成12年、片貝地区は平成13年、女川地区は平成15年にそれぞれ供用開始され、施設、設備の老朽化に伴う大きな修繕、改築は現在のところ考えられていない。しかしながら、短期間で整備したため、老朽化による不具合等も集中した年度に起こる可能性がある。今後は、定期的な点検、随時点検で計画的な修繕・改築を行っていく必要がある。早期対応による更新費用の軽減と平準化を図りながら施設、設備の安全な維持に努める必要がある。
全体総括
現在の経営は、赤字経営が続き一般会計からの繰入金に頼らざるを得ない厳しい状況である。後年度、地方債の償還額減少することによって、経営状態は徐々に改善されていくものと考えられるが、一方では人口減少に伴い使用料金の収入減少も考えられる。農業集落排水施設が住民の重要なライフラインであることを認識し、安全な施設、設備の維持はもちろん、経営の健全化は重要な課題である。今後は、健全な経営を維持していくため、定期点検等の実績を踏まえ計画的な修繕等を行う必要がある。後年度必要となる施設、設備の維持・更新について計画的に進めるとともに、必要となる費用を賄える適正な料金収入の確保及び経費の圧縮にも努める必要がある。
経営状況
収支構造
総額6,738.0万円
総額2,759.6万円