事業・施設概要
| 都道府県 | 新潟県 | 経営主体 | 五泉市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | Cc2 |
| 行政区域内人口 | 53,144人 | 現在処理区域内人口 | 29,314人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 22,073人 | 現在処理区域面積 | 779ha |
| 晴天時現在処理能力 | 0m³/日 | 下水管布設延長 | 193km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
〔収益的収支比率・企業債残高対事業規模比率〕収益的収支比率が低いこと、類似団体と比較して企業債残高対事業規模比率が高いことから事業規模の割に投資額が過大な状況と考えられます。当市では普及率の水準が低いため、市街地周辺地域を整備中です。このため、毎年度一定の新規投資をしており、過去分の償還金と併せて地方債償還金の水準が高い状況です。また、平準化債の発行により、企業債残高も高水準で推移しています。〔経費回収率、汚水処理原価〕経費回収率及び汚水処理原価は主に流域下水道に係る処理単価の改定により汚水処理経費の逓減が図られたため、類似団体水準まで改善しました。しかし、健全経営の水準と比較すると低位にあるため、接続率の向上と維持管理費の低減を引き続き図ることが重要です。〔水洗化率〕供用開始後概ね30年経過していますが、類似団体と比較して水洗化率は低位にあり、投資効果が十分に発揮されていません。助成金制度の拡充等により接続を促進していますが、平均所得も県内低位にあるなどの背景もあり、接続意識の一層の醸成が必要と考えられます。
老朽化の状況について
汚水管渠整備は昭和55年度から進めており、現時点では老朽化対策は緊急の課題ではありませんが、将来的な老朽化対策の必要性を踏まえた整備計画の見直しを検討していく必要があります。
全体総括
当市では、普及率が県内でも低位にあることから、普及率を一定水準まで向上させるため、現在は認可区域の整備を進めています。しかし、供用開始後概ね30年が経過しているにもかかわらず、水洗化率が類似団体と比較して低位にあるなど投資効果が十分に発揮されていません。また、事業規模と比較して企業債残高が多いなど課題も明らかとなりました。経費回収率と汚水処理原価は改善傾向にありますが、類似団体と比較して低位な水洗化率の向上が重要と考えられます。今後、持続可能な下水道経営のため、水洗化率の向上や投資効果など経営課題を的確に把握し、将来的な老朽化対策や人口減を踏まえた経営改善を行うことが必要です。
経営状況
収支構造
総額9.3億円
総額4.6億円