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地域において担っている役割当院は救命救急センター、災害拠点病院、地域医療支援病院などの指定や承認を受けており、湘南東部保健医療圏において数多くの医療機能を担い、地域から必要とされる高度急性期・急性期医療を提供する役割を担っています。 |
経常収支比率医業収支比率修正医業収支比率累積欠損金比率病床利用率入院患者1人1日当たり収益外来患者1人1日当たり収益職員給与費対医業収益比率材料費対医業収益比率 |
経営の健全性・効率性について経常収支比率は再整備事業の進捗に伴う減価償却費の増加等により平成28年度に引き続き100%を割り込んでいます。しかしながら、病床利用率や入院及び外来患者1人1日当たり収益の増加に伴い医業収益が増加したことにより、平成28年度に比べて若干上昇し、98.8%となりました。累積欠損金は平成29年度に再整備事業に伴う建物の除却による特別損失を計上したことにより年度末で約30億4,373万円となり、累積欠損金比率としても前年度比で5.8%ポイント増加しています。 |
有形固定資産減価償却率器械備品減価償却率1床当たり有形固定資産 |
老朽化の状況について開院以来使用している旧東館の耐震不足と老朽化に起因する医療提供上の課題解決等を目的として、平成24年度より建て替えを中心とした市民病院再整備事業を進めています。平成29年度には旧東館を取り壊し、新設した東館の供用を開始したことにより有形固定資産減価償却率は40.2%まで低下しています。 |
全体総括平成29年度は市民病院再整備事業の進捗に伴う減価償却費の増加等により前年度に引き続き経常収支比率が100%を下回りましたが、平成28年度末に策定した藤沢市民病院健全経営推進計画書に基づき経営改善に取り組んだことにより収益は増加し、多くの取組項目で当初の計画値を大きく上回りました。今後も病院を取り巻く環境は厳しいものが想定されますが、医療機能を強化して収入を確保するとともに、費用の適正化を含めて支出を縮減し、平成32年度までに経常収支比率を100%以上とすることを目標としています。 |
出典:
経営比較分析表
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