地方財政ダッシュボード

東京都北区の財政状況(2010年度)

収録データの年度

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共有

地域の概況

人口の推移
歳入・歳出・形式収支の推移

普通会計の構造(2010年度)

目的別歳出
性質別歳出
歳入の内訳

財政比較分析表(2010年度)

財政力

類似団体と比較して、特別区税の歳入に占める割合が、19.8%と平均を大きく下回っている一方、都区財政調整交付金が歳入の35.4%を占めており依存度が高い。これは少子高齢化の進展が著しいことが大きな原因と考えられ、バランスの取れた人口構成を実現するためにも、ファミリー層などの担税力のある世代の定住化を図る。

財政力指数

財政構造の弾力性

扶助費の増を上回る人件費、補助費、物件費等の減により、経常経費充当一般財源等が減少した一方で、経常一般財源である特別区民税及び都区財政調整交付金が景気低迷の影響などにより減額となったことにより、対前年度比2.0ポイントの上昇となった。引き続き、「北区経営改革「新5か年プラン」」に基づき、財源の確保を図るとともに、内部努力による簡素で無駄のない行財政システムの構築を図りながら、適正水準とされる70~80%の範囲に収めるように努める。

経常収支比率

人件費・物件費等の状況

人件費(退職金を除く)は職員数の減等により前年度比で1.0%の減少、維持補修費が1.0%の減少、物件費がシステム基盤整備費等の減により5.5%減少したことにより、人口1人当たり人件費・物件費等決算額は前年度比3.2%の減となった。維持補修費は、施設の経年劣化により今後増加が見込まれるが、計画的な維持保全に努め、適切な管理を行っていく。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額

給与水準(国との比較)

前年度から0.9ポイント減少し、類似団体平均を0.3ポイント下回った。給与については、特別区人事委員会勧告による特別区共通の給料表を使用しており、特別区として給与体系の再構築を進め、総人件費の抑制に努めていく。

ラスパイレス指数

定員管理の状況

委託等事業の外部化、技能系職員の退職不補充などにより普通会計の職員数は前年度比で22人の減となった。行政需要の多様化、複雑化に対応しつつ、指定管理者施設の拡大をはじめ、外部化を基軸とした事務事業の見直しを進めるなど、職員定数管理計画(平成22~26年度)に基づいた適正な定数管理を行い、類似団体の平均水準を下回るよう抑制に努める。

人口1,000人当たり職員数

公債費負担の状況

区債償還額が減少していることに伴い、前年度比1.8ポイント減少し、類似団体平均を2.1ポイント下回っている。今後も学校改築などの区債発行が見込まれるが、将来負担への影響に配慮し、引き続き計画的な活用を図る。また減債基金への積み立てを継続し、償還財源を確保していく。

実質公債費比率

将来負担の状況

区債の現在高や債務負担行為に基づく支出予定額等を含めた将来負担額に対して、基金などの充当可能財源が上回っている状況である。今後も区債発行にあたっては、財源措置の有無などを勘案し計画的な活用を図る。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2010年度)

人件費

職員定数管理計画(平成22年度~26年度)に基づいた職員定数の見直しによる職員数の減や事業の外部化を進めたことなどにより人件費は減少したが、経常一般財源である特別区民税や都区財政調整交付金の減等により前年度を0.1ポイント上回った。今後も行政需要の多様化、複雑化に対応しつつ、指定管理者制度の導入などを進め、適正な定数管理を行っていく。

経常収支比率(人件費)

物件費

情報システム開発や博物館リニューアル経費等の減により物件費は減少したものの、経常一般財源である特別区民税や都区財政調整交付金が減額となったことにより前年度を0.3ポイント上回った。類似団体平均との比較では2.0ポイント上回っている。委託等による事業の外部化や管理経費の増加に伴い物件費は増加傾向にあるが、消耗品費等の抑制のほか、競争性を確保した調達を進めるなどによりコスト削減を図っていく。

経常収支比率(物件費)

扶助費

主に生活保護費の増や子ども手当経費等により、前年度を1.8ポイント上回った。その他の増要因では、子ども医療費助成費や障害者サービス給付費等が増加傾向にある。類似団体との比較では、類似団体平均を0.1ポイント上回っている。景気の低迷と高齢化の進展により、生活保護費は今後も増加傾向が続くと見込まれる。

経常収支比率(扶助費)

その他

後期高齢者医療会計繰出金や介護保険会計繰出金の増等により、前年度を0.9ポイント上回った。類似団体との比較では、類似団体平均を1.5ポイント上回っている。主な経費は繰出金であるが、高齢化の進展により、医療費、介護給付費にかかる費用の割合が高く推移するなか、適正給付に努めるとともに保険料の収納率向上を図る。

経常収支比率(その他)

補助費等

清掃一部事務組合等分担金や中小企業金融対策費の減等により、前年度を0.5ポイント下回り、類似団体平均以下となっている。引き続き、効果や公平性、効率性などの観点から見直すとともに適正な執行に努める。

経常収支比率(補助費等)

公債費

公債費は、償還金の減により、前年度を0.6ポイント下回った。類似団体との比較では、類似団体平均を1.9ポイント下回っている。今後も引き続き学校改築事業を中心に多額の起債の発行が見込まれるが、財源措置の有無などを勘案し計画的に活用を図る。

経常収支比率(公債費)

公債費以外

公債費を除いた経常的経費充当一般財源等で扶助費や繰出金の増加が、人件費や補助費等の減を上回ったことにより、前年度を2.6ポイント上回った。今後も、景気の低迷や高齢化の進展により扶助費の増加傾向が続くと予想されるが、指定管理者施設の拡大をはじめ外部化を基軸とした事務事業の見直しや内部努力により効率的・効果的な行財政システムの構築を図るよう努めていく。

経常収支比率(公債費以外)

実質収支比率等に係る経年分析(2010年度)

分析欄

財政調整基金残高は、財源不足のため基金を取り崩して補てんしているため、残高としては、平成22年度から低下傾向にある。実質収支額は、年々扶助費が増加する一方、景気低迷による税収の落ち込みなどにより、平成21年度から減少しているが、経営改革等の取組みにより、適当とされる標準財政規模比3~5%程度を維持している。実質単年度収支は、平成18年度は、土地売却益を財政調整基金に積立てたことからプラスになったが、長引く景気の低迷により、都区財政調整交付金や特別区民税の減収が懸念され、今後も財政調整基金等を活用しながらの財政運営となることが予想される。

実質収支額・比率,財政調整基金残高

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2010年度)

分析欄

一般会計及び全ての特別会計で赤字が生じていない。今後とも、各会計で適正な財政運営を行っていく。

連結実質収支(連結実質赤字比率)

実質公債費比率(分子)の構造(2010年度)

分析欄

元利償還金は、平成19年度は、平成15年度に用地特別会計で先行取得した赤羽スポーツの森公園用地を公園債に借り換えたため大きくなっていたが、区債の発行が減少傾向にあり、償還が順調に進んでいて区債現在高が減少しているため、減少傾向にある。算入公債費等は、北区が交付されていない地方交付税の基準財政需要額に算入されている区債償還経費を、実質的な公債費から差引いたうえで実質公債費比率を算定することになっており、増加傾向にある。実質公債費比率の分子は、平成20年度以降、元利償還金等に対して算入公債費等が上回るため、実質公債費比率の分子はマイナスとなり、数値は減少傾向にある。早期健全化基準未満であるが、今後とも適切な区債の活用と計画的な償還により、比率の更なる改善を図る。

実質公債費比率,公債費等

将来負担比率(分子)の構造(2010年度)

分析欄

一般会計等に係る地方債現在高は、適切な区債の活用と計画的な償還により減少している。組合等負担等見込額は、特別区人事・厚生事務組合及び東京二十三区清掃一部事務組合が起こした地方債残高が減少傾向にあり、減少している。退職手当負担見込額は、職員定数の抑制により減少している。充当可能基金は、基金残高は増加しているが、使途が限定されている基金も含まれている。基準財政需要額算入見込額は、将来負担額から差引く充当可能財源等に加算する、北区が交付されていない地方交付税の基準財政需要額に算入される見込の区債償還経費は増加している。将来負担比率の分子は、将来負担額に対して充当可能財源等が上回るため、マイナスとなり、さらに減少傾向にある。早期健全化基準未満であるが、今後とも適切な区債と基金の活用により、比率の更なる改善を図る。また、一方で、多額の財源が必要になる学校改築経費やその他の施設の更新経費が将来負担には加算されていないことに注意が必要である。

将来負担比率

よくある質問

このページで何が分かりますか?

東京都北区の2010年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

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