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経常収支比率収益的収支比率累積欠損金比率流動比率企業債残高対事業規模比率経費回収率汚水処理原価水洗化率 |
経営の健全性・効率性について①経常収支比率は、類似団体平均とおおむね同水準だが、経常収益のうち約9.7%が基準外繰入金である。また、③流動比率は100%を大きく下回り、負債に対する短期的な支払能力が不足している。年々、基準外繰入金の額は減少傾向であるものの、収支の観点、資金繰りの観点ともに基準外繰入金に依存しており、費用削減や収益増化に向けて継続的に取り組んでいく必要がある。令和4年10月に実施した下水道使用料改定により、経費回収率は増加したものの、類似団体平均を下回っている。令和6年度以降は、令和6年4月に実施した下水道使用料改定により、類似団体平均を上回る見込みである。⑥汚水処理原価は、職員配置の適正化などにより人件費等が減少したため、前年度と比較して4.52ポイント減少した。しかしながら令和7年度には流域下水道維持管理負担金の改定が予定されており、今後汚水処理原価は増加すると見込んでいる。⑧水洗化率は100%には及ばないものの、類似団体平均を上回っている。今後、更なる水洗化率向上に向けた取組を行っていく。 |
有形固定資産減価償却率管渠老朽化率管渠改善率 |
老朽化の状況について耐用年数を超えた管渠はないが、平成28年度には硫化水素が原因と思われる管渠の腐食があったことから、管渠改築工事を実施している。主要な管に計画的にカメラ調査を実施して状態を把握していくとともに、施設の老朽化に向けて、財源確保や経営への影響の試算などに取り組んでいく。 |
全体総括令和4年10月に料金改定を実施したことで、経費回収率が向上するなど、経営改善に向けた取り組みの成果が表れた。令和6年4月に実施した料金改定と併せて約36%の大きな改定となったが基準外繰入金を大きく削減することができた。今後は、5年に一度のペースで料金改定の必要性に関する検討を行うなど、財源の適正化を図りつつ、計画的な更新工事をおこなっていく。 |
出典:
経営比較分析表
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