群馬県桐生市:農業集落排水の経営状況(2023年度)
群馬県桐生市が所管する下水道事業「農業集落排水」について、2023年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2023年度)
経営の健全性・効率性について
下水道に流れ込む汚水を処理するため、様々な設備の維持管理が必要となります。これらの経費は、公費が負担すべき一部を除き、利用者の方々からの使用料で賄う独立採算制が求められます。この使用料(収入)と維持管理費(支出)のバランスを示す指標として、「①収益的収支比率」があります。当該指標は100%以上となっていることが必要です。現在87.45%となっており、採算が取れていない状況ですが、令和3年度以降は上昇傾向です。この主な要因は以下のとおりです。【収入面】平成29年度から令和2年度まで段階的に引き上げを行った使用料改定により、令和2年度以降の使用料総額は47,000千円以上で安定して推移しています。・使用料総額:R5…47,238千円(R4…47,613千円)【支出面】維持管理に要する費用は微減となっておりますが、設備投資に伴う借入金の返済が進んでおり、支払額が減少しています。・維持管理費:R5…115,295千円(R4…116,414千円)・返済額:R5…104,902千円(R4…121,578千円)「⑤経費回収率」は類似団体と比較すると依然として低い状況です。4箇所ある処理場の維持管理に多額の費用を要していること、人口密度の低い地域での下水道事業であるため、費用に対する収入が少ないことが理由として挙げられます。「⑦施設利用率」は類似団体と比較すると高いものの「⑥汚水処理原価」が割高となっていることから、「⑧水洗化率」の向上とともに、雨水や不明水を減らすための取り組みが必要な状況です。
老朽化の状況について
下水道の主な設備の耐用年数は、下水道管や処理場の建物が概ね50年、処理場で使用している機械類が概ね15年となっています。平成3年に最初の処理場が供用開始となり、現在、4箇所ある処理場のうち、供用開始後10年以上経過した処理場が1箇所、20年以上経過した処理場が1箇所、30年以上経過した処理場が2箇所あり、機械類の多くは耐用年数を過ぎている状況です。このような状況下、各処理場・下水道管においての事前調査、更新工事ともに未着手であるため、「③管渠改善率」の当該値はゼロとなっています。今後、令和3年3月に策定した経営戦略を反映させ、施設の健全度の維持及び向上と更新費用の低減を図るため、維持修繕での長寿命化を進めるとともに、計画的及び平準化した施設更新を適切な時期に行う予定です。
全体総括
下水道事業を取り巻く環境が厳しい状況を勘案し、以下の取組を行っています。1.官公庁会計から企業会計への移行準備正確な損益や資産内容などの実態を把握し、経営改善の基礎を築くため、令和6年4月1日の企業会計移行へ向けた準備を進めています。2.使用料改定(平成29年度から令和2年度まで)使用料収入不足の改善のため、3年間で段階的に改定を行い、使用料を引き上げました。3.経営戦略策定(令和3年3月策定)今後、老朽化対策等の莫大な工事費が見込まれており、安定的収入確保(使用料改定)とともに支出抑制(更新規模の見直し)を実現可能にし、経営基盤の強化や財政マネジメントの向上を図るための経営方針として、策定しました。4.公共下水道への接続の検討施設の維持管理の効率化を図るため、十三塚地区を流域下水道に接続、統合等の最適化を実施予定です。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
農業集落排水の2023年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の桐生市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。