群馬県:がんセンターの経営状況(2016年度)
群馬県が所管する病院事業「がんセンター」について、2016年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
群馬県
用水供給事業
工業用水道事業
電気事業
心臓血管センター
がんセンター
精神医療センター
小児医療センター
ウエストパーク1000
流域下水道
収録データの年度
2024年度2023年度2022年度2021年度2020年度2019年度2018年度2017年度2016年度
経営比較分析表(2016年度)
地域において担っている役割
県立病院の果たすべき役割は、地域において必要とされる医療のうち、採算性等の面から他の医療機関による提供が困難な医療を継続して提供することである。がんセンターは、がん専門病院として、複数の治療法を組み合わせた集学的治療や身体への負担の少ない低侵襲治療、QOL改善のための緩和ケア等、高度・専門的かつ患者にとって最適な医療の提供を行うとともに、がん診療連携拠点病院として、地域医療機関との連携にも取り組んでいる。
経営の健全性・効率性について
経営の健全性については、経常収支比率、医業収支比率ともに平均値を下回っていたが、平成26年度以降、病棟再編や通院治療センターの拡充等の経営改善の取組を行った結果、患者1人1日当たりの収益が増加したことで改善傾向を維持しており、経常収支比率が平均値を上回る状況にまで改善した。累積欠損金比率についても平均値を下回っており、他の医療機関と比較すると健全な状況であると言える。経営の効率性については、外来患者1人1日当たり収益、職員給与費対医業収益比率が平均値と比較して高い効率性を維持している一方、病床利用率、材料費対医業収益比率で平均値を下回る結果となり、病床利用率の向上と材料費のコスト削減が今後の課題となっている。
老朽化の状況について
有形固定資産減価償却率について、平成19年5月に新病院が開院したことから平均値を下回り、類似病院と比較して低い数値で推移していたが、減価償却が進み、平成28年度にはほぼ平均値並みの数値となった。なお、機械備品減価償却率については、ほぼ平均値並みの数値で推移している。また、1床当たり有形固定資産については、平均値を上回っており、類似病院と比較すると投資が過大になっていることが示されている。これは、県立病院として、採算をとることが困難な高度医療を担っていることによるものであり、県立のがん専門病院として、高度専門医療の提供に必要な医療設備の整備をした結果であると考えられる。
全体総括
通常の病院活動による収益状況を示す経常収支比率が平均値を上回る一方、病院の本業である医業活動の収支割合を示す医業収支比率が平均値を下回り、医業収支における収支改善が今後の課題である。そのためには、病床利用率、材料費対医業収益比率等効率性の改善が必要となる。病床利用率については、低侵襲医療の進展に伴う平均在院日数の短縮による延べ入院患者数の減少によるところが大きく、患者負担軽減の成果でもある。今後は、新規入院患者数の増加による病床利用率の改善が必要と考えている。材料費対医業収益比率が平均値を上回ることについては、採算をとることが困難な高度医療を担っていることによるものである。県立病院としての役割を果たしつつ、価格交渉や購入方法の見直しによる費用削減を図り、経常収支の黒字化を目指す。
出典:
経営比較分析表
,
よくある質問
このページで何が分かりますか?
がんセンターの2016年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の群馬県リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。