地方財政ダッシュボード

茨城県大子町:末端給水事業の経営状況(2019年度)

収録データの年度

2024年度2023年度2022年度2021年度2020年度2019年度2018年度2017年度2016年度2015年度2014年度

共有

事業・施設概要

都道府県茨城県経営主体大子町
事業区分末端給水事業会計適用区分法適用
類似団体区分A6行政区域内人口16,547人
現在給水人口16,430人給水区域面積20,045ha

注:人口・面積は当該年度値。

経営の健全性・効率性について

大子町水道事業は青い棒グラフ,給水人口15,000~29,999人の類似団体は赤い折れ線グラフです。①は経営状態を表す指標の一つです。大子町水道事業は,利益が発生する100を超え,過去5年とも利益が発生していることを示しています。④は,企業債(借入金)残高を表す指標です。老朽化した水道管更新工事の財源として企業債を活用するため,平成30年度から指数が増えています。⑥は,お客様へ供給した水1㎥の原価です。大子町水道事業は『203.4円』類似団体や都市部も含めた全国平均値と比べ高めです。この指標の算出式の分母である⑧の指標が低いことが,原因の一つと推測されます。⑦は,施設の有効利用を表す指標です。大子町水道事業は『73.95%』効率的に施設を利用しています。半面,突発的な需要増加や施設故障に対応する,余力が少ないことを示しています。⑧は,浄化した水を,お客様に供給した割合を表す指標です。大子町水道事業は『60.99%』類似団体と比べて20%以上低く,漏水などお客様へ供給できない水道水が多い状態です。漏水か所の修繕工事等を行ってムダをなくす取組みを進めていきます

①経常収支比率
②累積欠損金比率
③流動比率
④企業債残高対給水収益比率
⑤給水原価
⑥施設利用率
⑦有収率

老朽化の状況について

①は,固定資産の老朽化を表す指標の一つです。大子町水道事業は『62.2%』類似団体と比べて非常に高く,施設や水道管が老朽化していることを示しています。このうち,水道管の老朽化を表す指標が②となります。大子町水道事業は『58.23%』水道管の半数以上が耐用年数40年を超えて使用され続けており,経年劣化が漏水事故の一因と推測されます。③は,水道管の更新率を表す指標です。大子町水道事業は『0.75%』水道管を100%更新するために(100÷0.75=)134年かかることを示しています。今後も,費用と財源のバランスに留意しながら,経営戦略に基づき老朽化した水道管の更新工事を進めていきます。

①有形固定資産減価償却率
②管路経年化率
③管路更新率

全体総括

令和元年度決算は,利益が発生する黒字経営ですが,減価償却費など内部留保を取り崩しており楽観できない経営状態です。また,類似団体と比べて水道管や施設の老朽化も著しく進んでおり,⑧有収率の指標など,浄化した水道水をお客様へ供給できない,ムダを生む原因の一つとなっています。そのため『町民のための水道』を基本理念とした経営戦略(平成31~令和10年)に基づき,より一層,経営の効率化を図りながら「業務の外部委託化」「施設の容量・更新計画の見直し」「水道料金体系の見直し,その他の財源の確保」など,すべての可能性を検討し,実行していく必要があります。

経営状況

総収益・総費用
経常損益
当期損益
国・都道府県補助金
他会計補助金・繰入金

収支構造

①収益構造

総額4.8億円

②収益構造のスカイライン分析
③費用構造

総額4.0億円

④費用構造のスカイライン分析

利用状況

1か月10m³当たり家庭用料金
1か月20m³当たり家庭用料金
現在給水人口
年間総配水量
年間総有収水量
給水人口一人当たり配水量
最大稼働率
負荷率

出典:総務省「地方公営企業決算状況調査」、総務省「経営比較分析表」数値は各年度の公表値。

よくある質問

このページで何が分かりますか?

地方公営企業の2019年度の主要な経営指標と、公表されている場合は分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『地方公営企業決算状況調査』および、公表されている事業では『経営比較分析表』をもとに構成しています。

自治体本体の財政も見られますか?

ページ上部の大子町リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。