茨城県大子町:末端給水事業の経営状況(2019年度)
茨城県大子町が所管する水道事業「末端給水事業」について、2019年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2019年度)
経営の健全性・効率性について
大子町水道事業は青い棒グラフ,給水人口15,000~29,999人の類似団体は赤い折れ線グラフです。①は経営状態を表す指標の一つです。大子町水道事業は,利益が発生する100を超え,過去5年とも利益が発生していることを示しています。④は,企業債(借入金)残高を表す指標です。老朽化した水道管更新工事の財源として企業債を活用するため,平成30年度から指数が増えています。⑥は,お客様へ供給した水1㎥の原価です。大子町水道事業は『203.4円』類似団体や都市部も含めた全国平均値と比べ高めです。この指標の算出式の分母である⑧の指標が低いことが,原因の一つと推測されます。⑦は,施設の有効利用を表す指標です。大子町水道事業は『73.95%』効率的に施設を利用しています。半面,突発的な需要増加や施設故障に対応する,余力が少ないことを示しています。⑧は,浄化した水を,お客様に供給した割合を表す指標です。大子町水道事業は『60.99%』類似団体と比べて20%以上低く,漏水などお客様へ供給できない水道水が多い状態です。漏水か所の修繕工事等を行ってムダをなくす取組みを進めていきます
老朽化の状況について
①は,固定資産の老朽化を表す指標の一つです。大子町水道事業は『62.2%』類似団体と比べて非常に高く,施設や水道管が老朽化していることを示しています。このうち,水道管の老朽化を表す指標が②となります。大子町水道事業は『58.23%』水道管の半数以上が耐用年数40年を超えて使用され続けており,経年劣化が漏水事故の一因と推測されます。③は,水道管の更新率を表す指標です。大子町水道事業は『0.75%』水道管を100%更新するために(100÷0.75=)134年かかることを示しています。今後も,費用と財源のバランスに留意しながら,経営戦略に基づき老朽化した水道管の更新工事を進めていきます。
全体総括
令和元年度決算は,利益が発生する黒字経営ですが,減価償却費など内部留保を取り崩しており楽観できない経営状態です。また,類似団体と比べて水道管や施設の老朽化も著しく進んでおり,⑧有収率の指標など,浄化した水道水をお客様へ供給できない,ムダを生む原因の一つとなっています。そのため『町民のための水道』を基本理念とした経営戦略(平成31~令和10年)に基づき,より一層,経営の効率化を図りながら「業務の外部委託化」「施設の容量・更新計画の見直し」「水道料金体系の見直し,その他の財源の確保」など,すべての可能性を検討し,実行していく必要があります。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
末端給水事業の2019年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の大子町リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。