事業・施設概要
| 都道府県 | 茨城県 | 経営主体 | 常総市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A4 | 行政区域内人口 | 61,358人 |
| 現在給水人口 | 55,469人 | 給水区域面積 | 12,364ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率は,ほぼ横ばいで推移していたが,令和4年度に動力費や薬品費などの高騰により減少した。今後も加入促進事業等を実施し,給水人口及び給水収益の増加に務める。②累積欠損金比率は,令和元年度に0となって以降生じていない。今後も繰越利益剰余金を計上していきたい。③流動比率は,100%以上であり年々増加しているが,類似団体平均値を大きく下回っている。将来の施設の老朽化等に備えるため,ダウンサイジング等を行い維持費を減らして資金を確保していきたい。④企業債残高対給水収益比率は,減少傾向にあり,類似団体平均値を下回った。しかし,今後は耐震管布設工事等による増加が見込まれる。⑤料金回収率は,令和3年度に初めて100%を超えたが,動力費や薬品費などの高騰により再度100%を下回った。今後もこのような状況が続けば,料金の適正化を検討していく必要がある。⑥給水原価は,微減傾向であったが動力費や薬品費などの高騰のため令和4年度は上昇した。⑦施設利用率は,類似団体平均値より高い数値を維持している。今後もこのような状態を維持していくために,広域化等を検討していく。⑧有収率は,類似団体平均値より高い数値を維持している。令和元年度は,大規模火災のため減少した。今後も高い数値を維持していくために早急な漏水修繕などを心掛ける。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率は,年々増加しており,施設や配水管の老朽化が進んできている。②管路経年化率は,類似団体平均値を大きく下回っているが,年々増加している。③管路更新率は,類似団体平均値を下回っている。また,令和3年度から重要給水施設耐震管布設工事を行っている。将来の老朽化について,水道ビジョンや経営戦略に基づき,施設のダウンサイジング・廃止等を検討し,水道の安定供給と健全な経営の両立を図っていきたい。
全体総括
各指標は少しずつ改善傾向にあったが,動力費や薬品費の高騰の影響を受けて悪化した指標もあった。依然として不安定な社会情勢のため,今後も物価の高騰が懸念される。さらに,人口減少や節水意識の向上により給水収益は減少していくことが予想される。また,水道施設の更新の時期が近付いているなど,経営は依然として厳しい状況が続いている。今後の健全な経営を維持していくためには,加入促進による給水人口の増加や料金の適正化を検討していく必要がある。さらに,広域化・共同化,施設のダウンサイジング・廃止等についても検討を行い,中長期的な視点に立って運営を行っていく。
経営状況
収支構造
総額14.8億円
総額14.2億円