事業・施設概要
| 都道府県 | 福島県 | 経営主体 | 会津坂下町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | Cc2 |
| 行政区域内人口 | 16,636人 | 現在処理区域内人口 | 3,775人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 2,802人 | 現在処理区域面積 | 106ha |
| 晴天時現在処理能力 | 2,900m³/日 | 下水管布設延長 | 26km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
経営の健全性・効率性において、各指標が類似団体に比べ低い要因は以下のことが考えられる。①建設事業に係る地方債償還金が平準化されていない。②計画面積281haに対し、H27年度末の整備済面積が106haで整備率は38%と低い。③使用料は、平成5年度に策定後改定されておらず、投資規模上、適正な水準とはいえない。改善策として、職員の適正配置による人員削減(H16年度)、使用料徴収の事務委託(H18年度)、処理施設維持管理業務の複数年契約(H22年度)、「公営企業健全化計画」に伴う繰上償還、及び経営戦略の策定(H28年度)等、建設費及び維持管理費の抑制と事務の効率化を図り、経営の安定化に努めてきた。今後も、使用料収入が早期に見込まれる区域を優先的に整備するなど、費用対効果による投資の効率化を図るとともに、工法等の経済比較をしながら建設コストの縮減を進めていく。さらには、現有施設を最大限に活用するため、普及啓発活動を積極的に推進し、有収率の向上に努めていく。
老朽化の状況について
殆どの施設は、平成元年以降建設されたものであり、管渠及び処理施設躯体等はまだ法定耐用年数に余裕はあるが、機械設備等の経年劣化は進んでおり、その更新は重要な課題である。今後、老朽化する施設の改築更新等の課題を長期的な視点で捉え、財源確保等、課題解決のため長寿命化計画やアセットマネジメントを策定する。
全体総括
下水道は、生活環境の改善及び公共用水域の水質保全等、安全で快適な生活を確保する社会的ニーズの高い社会基盤施設である。しかし、人口減少及び節水機器の普及に伴う料金収入の減少や、既に整備したストックを支える管理経費及び改築更新費の増加は、下水道経営を圧迫することが予見される。今後は、経営戦略策定を踏まえ、経営の安定化を図るため、下水道の受益者である住民等に対し、雨水公費汚水私費の費用負担の原則を理解していただき、適切な料金設定について検討することが最も優先される課題であるといえる。また、整備済区域の接続率向上を図るとともに、整備計画についても、住民の理解を得ながら推進していくことが必要である。
経営状況
収支構造
総額7,370.4万円
総額7,370.4万円