事業・施設概要
| 都道府県 | 福島県 | 経営主体 | 檜枝岐村 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 特定環境保全公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | D2 |
| 行政区域内人口 | 519人 | 現在処理区域内人口 | 519人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 519人 | 現在処理区域面積 | 27ha |
| 晴天時現在処理能力 | 600m³/日 | 下水管布設延長 | 6km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
収益的収支比率はほぼ横ばいで、経費回収率は昨年度より4%程度下がっている。この数値を見ると、下水道使用料の収入で歳出を賄うことができず、外部収入に依存する形となっていると考えられる。経費回収率が平均を超えない原因は、下水道使用料が低価格であることから料金収入が少ないことや、流動・定住人口の利用者減少のため料金収入が少ないことが考えられる。これらを踏まえると収益的収支比率と経費回収率が健全ではない経営をしていると判断できる。経費回収率は、平均と比べても倍以上の差があるため、下水道使用料の設定が類似団体と比べて大きな差があると解釈することができる。施設利用率は令和2年度から平均を超えている。要因は令和2年度に水処理施設の改築を実施しダウンサイジングしたことによるもので、経営の健全化を図ることができたことが分かる。
老朽化の状況について
平成10年代に主要な管渠を含め浄化センターが完成したことにより、管渠や浄化センターの躯体等は老朽していないと判断できる。しかし、処理設備によっては耐用年数を超えるものがあり、管渠においては主要な管きょに腐食は見られないが、不明水の流入等があるため経年劣化管を含めた老朽箇所がいくつかあると推測できる。おおまかな設備については令和2年度の水処理施設の改築により、設備の老朽化対策が行われた。汚泥処理設備については、令和6年度完了予定の汚泥脱水機の改築に合わせて設備の更新を行う予定。
全体総括
収益的収支比率と経費回収率について、根本的な改善策として流動人口や定住人口などの下水道利用者が増え、経費回収率が上がっていくことで、それに比例して収益的収支比率も向上していくと思われる。施設利用率については、水処理施設のダウンサイジングにより数値が改善された。老朽化については、処理設備等は耐用年数が過ぎたものや迫りつつあるものが混在しているが、水処理施設の改築により大まかな設備が改善された。管渠については令和3年度に主要な管きょの点検を行ったため、その他の管きょの点検を実施し、必要に応じて修繕等を行う必要がある。
経営状況
収支構造
総額2,154.4万円
総額2,032.9万円