事業・施設概要
| 都道府県 | 福島県 | 経営主体 | 檜枝岐村 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 特定環境保全公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | D2 |
| 行政区域内人口 | 547人 | 現在処理区域内人口 | 547人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 547人 | 現在処理区域面積 | 27ha |
| 晴天時現在処理能力 | 1,200m³/日 | 下水管布設延長 | 6km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
収益的収支比率が70%台に上がり、経費回収率は昨年度より下がり20%を切る状況となっている。この数値を見ると、下水道使用料の収入で歳出を賄うことができず、27年度の外部収入に依存する形となっていると考えられる。経費回収率が平均で30%を超えない原因は、下水道使用料を低価格に設定しているため料金収入が少ないことや、流動・定住人口の利用者減少のため料金収入が少ないことが考えられる。これらを踏まえると収益的収支比率と経費回収率が健全ではない経営をしていると判断できる。経費回収率は、類似団体の平均と比べても倍以上の差があるため、下水道使用料の設定が類似団体と比べて大きな差があると解釈することができる。汚水処理原価は突発的な高価な設備の修繕があったため前年度より増加している。施設利用率は約30%となっており、この原因として定住人口が少ないことに加え、汚水量が流動人口に大きく左右されているためと考えられる。例年の定住人口に大きな差はないため、現状の主な原因は流動人口の減少によるものと推測できる。流動人口の減少に対応するため、令和2年度の完成を目標に処理場のダウンサイジングを行っている。
老朽化の状況について
平成10年代に主要な管渠を含め浄化センターが完成したことにより、管渠や浄化センターの躯体等は老朽していないと判断できる。しかし、処理設備によっては耐用年数を超えるものがあり、管渠においては主要な管きょに腐食は見られないが、不明水の流入等により経年劣化管を含めた老朽箇所がいくつかあると推測できる。設備については令和2年度の完成を目標に処理場のダウンサイジングを行っており、その過程で設備の老朽化対策が行われる。
全体総括
収益的収支比率と経費回収率について、根本的な改善策として流動人口や定住人口などの下水道利用者が増え、経費回収率が上がっていくことで、それに比例して収益的収支比率も向上していくと思われる。また、令和2年度の完成を目標に行われている処理場のダウンサイジングにより、処理能力を現在の流動人口等に合わせるためこれらの数値は改善されると見込んでいる。施設利用率についても、処理場のダウンサイジングにより数値が改善される見込み。老朽化については、処理設備等は耐用年数が過ぎたものや迫りつつあるものが混在しているが、処理場のダウンサイジングにより改善される見込み。管渠については28年度に主要な管きょの点検を行ったため、その他の管きょの点検を実施し、必要に応じて修繕等を行う必要がある。
経営状況
収支構造
総額3,135.7万円
総額3,128.7万円