事業・施設概要
| 都道府県 | 福島県 | 経営主体 | 会津若松市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 簡易水道事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | C4 | 行政区域内人口 | 115,214人 |
| 現在給水人口 | 399人 | 給水区域面積 | 28ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率は、類似団体平均値を上回っているものの、給水収益等で維持管理経費等を賄うことができず、一般会計からの繰入金に頼っている状況にある。②累積欠損金比率は、公営企業会計移行前の法適用債を引き継いだことで欠損金が生じたものである。企業債は一般会計が負担しており、今後償還に伴い解消される見込であり、昨年度より減少している。③流動比率は、当年度純利益等により資産が増加し、類似団体平均値を上回っている。④企業債残高対給水収益比率は、類似団体平均値を下回っているが、現在の借入れの内訳はほぼ法適用債であり、建設改良債の額は少ない状況にある。しかしながら今後、老朽施設の更新等により建設改良債の増加が見込まれる。⑤料金回収率は、給水原価の増加により前年度と比べ指数が減少している。給水収益で維持管理経費等を賄えない状況が継続しており、かつ、類似団体平均値を下回っていることから、料金水準の低さが課題となっている。⑥給水原価は、費用の増加により前年度に比べ増加したが、類似団体平均値と比較して低い水準にある。⑦施設利用率は、一日配水能力の修正に伴い昨年度より低下し、類似団体平均値を下回った。また、今後人口減少に伴う使用水量の減少による低下が見込まれる。⑧有収率は、類似団体平均値より高い状況にある。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率は、類似団体平均値より低い状況にあるが、資産の経過年数が令和2年度の地方公営企業法適用からとなっていることによるものである。②管路経年化率は、類似団体平均値を上回る状況にあり、今後の更新等が課題となっている。③管路更新率は、工事施工がなかったことによるものである。
全体総括
本市の簡易水道事業は、料金回収率が類似団体平均値より低い状況にあり、給水収益等で賄えない維持管理費等を一般会計からの基準外繰入金で補填することを前提とした経営状況にある。今後、施設の老朽化に伴う更新需要が増大する一方、人口減少等に伴う使用水量及び給水収益の減少が見込まれる。このことから、中長期的に安定した経営基盤を築いていくため、施設更新等の方向性とともに、適正な料金水準のあり方についても地域の方々を交えながら検討を進めていくこととしている。
経営状況
収支構造
総額2,455.3万円
総額1,831.7万円