事業・施設概要
| 都道府県 | 山形県 | 経営主体 | 白鷹町 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A7 | 行政区域内人口 | 12,655人 |
| 現在給水人口 | 12,420人 | 給水区域面積 | 5,926ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率:比率は全国平均とほぼ変わらないが、給水収益の減少や人件費・薬品・動力費の高騰などの費用増加の傾向がある。②累積欠損金比率:累積欠損金は無い。今後は動力費の高騰、物価の上昇による影響が見込まれるため、経営状況を注視していかなければならない。③流動比率:流動性は確保されている。④企業債残高対給水収益比率:償還が進み数値は減少傾向にあるが、施設・設備の老朽化に伴い、起債事業を活用しながら更新事業に取り組む必要がある。⑤料金回収率:現段階では100%以上の水準を確保しているが、収益の減少、費用の増加の傾向がある。⑥給水原価:全国平均と比較して高めであるが類似団体平均値と同等の数値となった。事業所等が少なく給水需要も少ないため、結果として給水原価が高くなっている。動力費や修繕費等の費用が年々増加傾向にあり、計画的な施設更新を行うことで、修繕費の抑制、安定経営を行う必要がある。⑦施設利用率:現在の給水人口が設備投資当初の計画給水人口より少なく、結果として投資が過大となっている。今後の施設更新に当たってはダウンサイジングを検討する必要がある。⑧有収率:漏水調査を状況に合わせ適切に取り組んでいく必要がある。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率:資産の老朽化が進んでいるため、更新や長寿命化事業など適切な更新計画を策定し、実行していく必要がある。②管路経年化率:管路の老朽度合いは低い値となっているが、更新工事の計画的な実施や適切なダウンサイジング等を検討し着実に行っていかねばならない。③管路更新率:近年は比較的管路投資は少ない状況にあるが、計画的な更新工事を実施する必要がある。
全体総括
単年度の経営状況は今のところ問題ないが、今後給水需要は減少の一途をたどることや、人件費・動力費等の増加を踏まえ、料金改定も視野に検討を行う必要がある。老朽化した浄水場設備の長寿命化計画に基づき計画的に更新し、安定供給、安定経営を図る。また、施設配水系統の見直し、ダウンサイジング等の検討により投資が将来の需要に見合った規模となるようにしなければならない。また日常の経費の節減のため近隣市町村との広域連携を本格的に検討する必要がある。経費削減のため水道事業に従事する人数を削減してきたが、今後は技術の承継、人材の育成が課題である。
経営状況
収支構造
総額2.9億円
総額2.7億円