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山形県上山市:公共下水道の経営状況(2015年度)

🏠上山市

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経営比較分析表(2015年度)

経常収支比率

収益的収支比率

累積欠損金比率

流動比率

企業債残高対事業規模比率

経費回収率

汚水処理原価

施設利用率

水洗化率

経営の健全性・効率性について

本市の下水道事業については、処理場が完成した昭和56年の供用開始以降、未普及地区への管きょ整備や雨水管きょ整備を主な事業とし進めてまいりました。近年、管きょ布設から30年が経過した汚水管きょや処理場の設備等の調査を行った結果、それらの一部施設についての改築も必要となり、現在、計画的に事業を実施しております。また、下水道施設全般で、通常の維持管理についても、鋭意、実施しております。施設建設工事のピークが過ぎ、地方債残高も減少傾向にありますが、今後、老朽化した施設の改築工事の増加が見込まれるため、地方債残高を考慮した工事実施計画が必要となってきております。現在、経費回収率は、100%を超え良好と言えますが、各施設の維持管理費の増加と人口減に伴う下水道料金収入の減少が予想されるため、接続率向上の取組や施設の効率的な運用等により経営改善に努めなければなりません。

有形固定資産減価償却率

管渠老朽化率

管渠改善率

老朽化の状況について

本市の下水道事業は昭和56年の供用開始から35年が経過し、管路延長の約4割が30年を経過しております。平成25年度から長寿命化計画に基づく、各施設の計画的な改築、更新事業を実施してきました。今後は、ストックマネジメント計画を新たに策定し、計画的に改築等を実施し、施設老朽化による事故の未然防止とライフサイクルコストの最少化を図る方向で、事業の展開をしていきます。

全体総括

下水道建設等の事業については、これまで建設された各施設が、おおむね同じ経過年数で更新時期を迎えるため、新たな施設建設より、改築・更新へ移行することになります。改築等に要する費用の把握や財源確保を適切に行い、資産の適正管理を実施し、市民サービスの低下を防ぎ、安定した下水道事業を持続するため、今後予定される地方公営企業会計への移行に合わせ、経営戦略の策定等に努めなければなりません。

出典: 経営比較分析表,

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