岩手県雫石町:農業集落排水の経営状況(2023年度)
岩手県雫石町が所管する下水道事業「農業集落排水」について、2023年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2023年度)
経営の健全性・効率性について
経常収支比率は、単年度の収支状況を表す指標で100%以下は赤字経営を示します。当町では近年黒字経営が続いていますが、人口減少による使用料収入の減少や経年劣化による維持管理費の増加が見込まれるため、事業見直しや定期的に使用料改定の検討を行っていき、健全な経営継続に努めていきます。流動比率は短期支払能力を表す指標で100%以上である事が望ましいとされています。当町は、徐々に比率が上昇してきているものの、10%台で推移しており、安定した経営を図るうえで使用料収入を増やし現金所持の割合を上げ、支払能力を高めていく必要があります。経費回収率は、使用料収入で維持管理費をどの程度賄えているかを表す指標で、100%以上である事が望ましいとされています。当町の回収率は、70%となっており、自主財源(使用料収入)だけでは経費を賄いきれず、一般会計からの繰入金に依存している状況です。汚水処理原価は、汚水1㎥当たりの処理費用を表した指標です。今後は人口減少等の影響で排水処理量は減少し維持管理費は増加していく見込みであるため、処理原価が上昇していくと推測されます。水洗化率は、処理区域内人口のうち、実際に水洗化し汚水処理している人口の割合を表した指標で、水質保全や使用料収入の増加の観点から100%が望ましいとされています。当町は人口減少や地理的要因から、今後も水洗化率の上昇は難しい状況です。
老朽化の状況について
耐用年数を超過している施設等はまだありませんが、多くの施設等が耐用年数の半分を超過しており、今後さらに有形固定資産減価償却率が上昇していくことが推測されます。平成29年及び平成30年に汚水処理の最適化構想を実施した結果、公共下水道への接続が有利と判定されたため、処理場内の大きな機器更新が必要となる前に、順次公共下水道に統合していく予定です。
全体総括
現状から、収入は自主財源が乏しく現金化できる資産も少ない事から、一般会計からの繰入に依存している状況にあります。また、人口減少や地理的要因により排水量(有収水量)の増加もあまり見込めない状況にあり、使用料改定以外の方法による収入確保は難しい状況です。支出は、耐用年数を超過した施設等は無いものの、耐用年数の半分を超過した施設が多くあり、維持管理に係る経費の増加や更新に伴う企業債残高の増加などが推測されます。これらの課題を解消するため、定期的に適正な使用料改定の検討を行うとともに、計画的に公共下水道に統合を進めていく必要があります。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
農業集落排水の2023年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の雫石町リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。