事業・施設概要
| 都道府県 | 岩手県 | 経営主体 | 二戸市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | Cc2 |
| 行政区域内人口 | 28,669人 | 現在処理区域内人口 | 11,135人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 7,260人 | 現在処理区域面積 | 442ha |
| 晴天時現在処理能力 | 4,200m³/日 | 下水管布設延長 | 82km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①収益的収支比率及び⑤経費回収比率のH26で改善されているのは、他会計繰入金のうち、前年度まで未計上であった高資本費対策経費(公費負担分)を計上したことによるもので、特に経営環境の変化によるものではない。なお、収益的収支比率は100%を切ってはいるが、他会計繰入金により赤字は発生していない。また、⑥汚水処理原価がH26で下がっていることについても、公費負担分である高資本費対策経費を計上したことによるもので、特に経営環境の変化によるものではない。④企業債残高対事業規模比率については、類似団体平均値よりは高くはなっているものの、使用料収入の増加に伴い同比率は減少方向となっている。企業債償還のピークがH38頃であるので、今後も、より一層の経営努力が必要である。なお、企業債については返済金額より借入額が少なくなるようにし、企業債残高の縮減に努めている。⑦施設利用率はH22年度に水処理施設を増設したことから低くなっているが、処理水量は年々増加している。全体計画は6系列であり、現在2系列が整備済である。今後は、流入水量の伸びに合わせた施設の増設を実施していく。⑧水洗化率は横ばいとなっているが、これは整備区域が拡大していることによるものであり、汚水処理人口については着実に増加している。⑦と⑧の指標については、年々増加傾向にあるが、経営効率を上げるため、より一層の経営努力が必要である。
老朽化の状況について
処理場・ポンプ場の老朽化対策については、適切な維持管理を実施し施設の長寿命化と早期不具合の発見に努めている。施設更新の必要な機器に対しては、長寿命化計画を策定し、費用の平準化と財政負担軽減(交付金を活用)に努めている。管渠は、建設後20年未満のものが多く、改築更新は未実施であるが、管渠は健全である。
全体総括
二戸市の公共下水道事業は、H6から着手し22年が経過している。二戸浄化センターはH12に供用開始し16年が経過している。建設事業を開始してからH14頃までが浄化センター整備等で建設投資額が多かったため、その企業債償還のピークであるH38頃までは費用負担が大きい。今後は、企業債償還のピークに向けて使用料をしっかりと確保していかなければならない。そのためには、使用料の値上げや、水洗化率の向上が挙げられるが、当市の場合、水洗化率が全国平均値より低いため、まずは水洗化に対する啓蒙活動等を行い、水洗化率を向上させていくのが重要である。
経営状況
収支構造
総額3.2億円
総額2.1億円