事業・施設概要
| 都道府県 | 岩手県 | 経営主体 | 二戸市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 簡易水道事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | C4 | 行政区域内人口 | 23,837人 |
| 現在給水人口 | 1,580人 | 給水区域面積 | 1,972ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
令和6年度より、地方公営企業法を一部適用し、今回の分析から法適用事業として新たに数値を計上している。そのため、今回の分析においては、経年比較は行っていない。①経常収支比率については、全国平均、類似団体平均値とほぼ同様だが、給水収益で維持管理費等の経費を賄えてはおらず、収入の不足分について、一般会計からの繰入に頼っている状況にある。⑤料金回収率は、令和6年度全国平均から約20ポイント低く、料金改定を行うことで改善する必要があるが、県内でも高料金である上水道と同様の料金設定としているため、上水道料金改定と併せて検討する必要がある。⑦施設利用率は、令和6年度全国平均から約23ポイント低く、ダウンサイジング等の検討が必要である。
老朽化の状況について
事業着手が早かった地区では、施設完成から約30年が経過しているが、現状、管路の法定耐用年数を経過したものはなく、管路更新の実績はない。今後は、安全な水道水を供給するために適切な保守点検を行い、水道施設更新計画を整備し、計画的な更新を行うとともに、設備の長寿命化を図るための部品交換を適正に行う必要がある。
全体総括
本市の簡易水道は、財務基盤が脆弱なことから、単独での経営維持は困難であるが、第三者委託の継続等経営の効率化と普及率、有収率の向上等、経営基盤の強化を図りながら簡易水道事業の経営維持に努める必要がある。また、簡易水道事業を将来に向けて安定的に運営することを目指して、令和6年度から公営企業会計へ移行した。令和7年度に改定した経営戦略に基づきながら、経営基盤の強化と財政マネジメントの向上等に取り組んでいく。
経営状況
収支構造
総額1.5億円
総額1.4億円