事業・施設概要
| 都道府県 | 青森県 | 経営主体 | 藤崎町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | F1 |
| 行政区域内人口 | 14,346人 | 現在処理区域内人口 | 6,953人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 5,495人 | 現在処理区域面積 | 335ha |
| 晴天時現在処理能力 | 3,356m³/日 | 下水管布設延長 | 58km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
処理施設等に係る維持管理費が逓増状況にあり、経常収支比率が悪化していたが、経費削減等の効果により平成28年度以降は改善傾向にあり、令和5年度では徴収対策等の結果、使用料の増収により一時的に高くなったと考えます。令和5年度については、処理施設延命に要する点検整備に加え、近年の電気料金の高騰による動力費の増額の影響があったものの、徴収対策の効果による使用料収入の増加や処理施設の維持管理の節減などもあり、経費回収率は微増、また汚水処理原価は微減となりました。その他類似団体平均に比べると未だ良い水準にあると考えられます。しかしながら、現在の処理施設利用率や水洗化率は他団体と比較しても低い状況にあり、加えて今後の人口減による使用料収入の減少や施設の老朽化等に伴い、各種経営指標が悪化すると推計されることから、汚水処理施設の広域化による岩木川流域下水道への接続、処理区及び処理施設の統廃合、使用料単価を含めた経営方針の検討、更なる水洗化率の向上等を目指す必要があります。
老朽化の状況について
現時点で耐用年数を過ぎた管渠等は存在しないため、更新投資はまだ行っていないが、経年劣化した汚水管については、定期的にカメラ調査等を行っており、それらを踏まえたうえで更新及び耐震化計画を早急に策定し効率の良い更新を検討していく予定です。
全体総括
現時点では経営状況について喫緊の問題点は無いものの、平均と比べても低い状況にある水洗化率を向上させるための啓蒙活動や、適切な使用料徴収、そしてより一層の経費削減等に努める必要があります。加えて今後の経営を安定させるため、将来の人口減少による使用料収入の減少に伴う適正な料金収入の算定・改定を行い、経営改善を図っていく必要もあると考えます。施設の老朽化等については、処理施設の維持管理費の増加等による経営の逼迫化を避けるため、汚水処理施設の広域化による流域下水道への接続や処理区及び処理施設の統廃合を含めた検討を行うとともに、老朽化してくる管渠の更新を効率的に実施するため、基本計画の見直しや耐震化計画及び下水道ビジョン等の策定を進めるとともに、計画的な経営戦略の見直し・改定を実施していく予定です。
経営状況
収支構造
総額2.9億円
総額2.7億円