青森県十和田市：簡易排水の経営状況（2014年度）

経常収支比率

年度	2010	2011	2012	2013	2014
当該団体値（％）	26.34	23.14	26.07	28.59	26.71
類似団体内平均値（％）	33.7	32.57	38.73	37.63	62.56

累積欠損金比率

年度	2010	2011	2012	2013	2014
当該団体値（％）	3944.71	4351.28	4620.92	5261.17	5323.11
類似団体内平均値（％）	2030.56	2158.83	2415.85	2685.75	3025.67

流動比率

年度	2010	2011	2012	2013	2014
当該団体値（％）	522.53	199.48	184.0	347.2	336.48
類似団体内平均値（％）	126.67	60.18	53.77	29.14	3428.28

企業債残高対事業規模比率

年度	2010	2011	2012	2013	2014
当該団体値（％）	0.0	0.0	0.0	0.0	0.0
類似団体内平均値（％）	0.0	0.0	0.0	0.0	0.0

経費回収率

年度	2010	2011	2012	2013	2014
当該団体値（％）	16.1	20.66	26.07	24.91	25.48
類似団体内平均値（％）	26.14	30.97	38.59	35.17	43.04

汚水処理原価

年度	2010	2011	2012	2013	2014
当該団体値（円）	1329.4	1041.95	817.75	853.84	818.78
類似団体内平均値（円）	835.97	732.69	598.99	660.03	539.57

施設利用率

年度	2010	2011	2012	2013	2014
当該団体値（％）	43.33	36.67	36.67	33.33	33.33
類似団体内平均値（％）	32.43	31.08	31.08	27.03	29.73

水洗化率

年度	2010	2011	2012	2013	2014
当該団体値（％）	100.0	100.0	100.0	100.0	100.0
類似団体内平均値（％）	100.0	100.0	100.0	100.0	100.0

経営の健全性・効率性について

①近年ほぼ横ばいで類似団体より低い。使用料の増加は見込めないため、費用削減が必要である。②毎年微増しており、類似団体より高い。費用削減により欠損金を減らす努力が必要である。③100％以上だが類似団体より低く、堅実な経営による現金の確保が必要である。④企業債残高0である。⑤近年ほぼ横ばいで類似団体より低い。費用削減が必要である。⑥近年ほぼ横ばいで類似団体より高い。小規模な処理地区のため、維持管理費用の割合が大きい。施設の効率的な使用方法の検討が必要である。⑦近年ほぼ横ばいで類似団体よりやや高い。施設の効率的な使用方法の検討が必要である。⑧100％を維持している。以上より、費用削減努力と処理施設の効率的な使用方法についての検討が必要である。

有形固定資産減価償却率

年度	2010	2011	2012	2013	2014
当該団体値（％）	23.71	26.38	28.33	30.24	32.19
類似団体内平均値（％）	23.71	26.38	28.33	30.24	33.73

管渠老朽化率

年度	2010	2011	2012	2013	2014
当該団体値（％）	0.0	0.0	0.0	0.0	0.0
類似団体内平均値（％）	0.0	0.0	0.0	0.0	0.0

管渠改善率

年度	2010	2011	2012	2013	2014
当該団体値（％）	0.0	0.0	0.0	0.0	0.0
類似団体内平均値（％）	0.0	0.0	0.0	0.0	0.0

老朽化の状況について

①類似団体とほぼ同じ数値で早急な改築の必要はない状況である。②供用開始から20年であるため、耐用年数を超えている管渠はない状況である。③耐用年数を超えている管渠はない状況であり、改善は必要ない。耐用年数を経過する時期までに、調査・更新計画を策定し、事業実施が必要である。

全体総括

以上より、1.健全性・効率性については、人口減少及び小規模な処理地区のため効率的な利用が難しいという課題があるものの、今後効率的な管理等の検討が必要である。また、使用料の増加は見込めないため、費用削減により堅実に運営していくことが求められる。2.老朽化については、今後計画的な実施が必要である。