事業・施設概要
| 都道府県 | 北海道 | 経営主体 | 足寄町 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 簡易水道事業 | 会計適用区分 | 法非適用 |
| 類似団体区分 | D4 | 行政区域内人口 | 6,256人 |
| 現在給水人口 | 176人 | 給水区域面積 | 450ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
①給水人口及び年間配水量減少により総収益が減少且つ令和3年度から償還が始まった起債により地方債償還額が増加し、収益的収支比率は前年度から引き続き減少し平均を下回っております。④新設工事を行わなかったこともあり事業債・過疎債(辺地)が減少したものの、給水収益も減少したため、企業債残高対給水収益比率は前年度より増加した結果となりました。今後施設の老朽化に伴う更新等も予想されるため比率が高くなることが想定されます。⑤料金回収率については給水人口減少に伴う給水収益減少により今回2割を切りました。⑥給水原価については年間総有収水量の減少により年々増加傾向にあります。給水人口の減少を鑑みれば、ほぼミニマムコストでの運営となっています。給水原価の高止まりは管路延長に対し給水人口が少ない本町の地理的要因によるものが大ですが、今後もより一層の経費抑制を検討していかなければなりません。⑦施設利用率は平均と比較して高い状況にあり保有している施設を有効に利用していると言えます。⑧有収率は令和2年度に比較的大規模な潜在的漏水を改善したことにより一時的に上昇しましたが、給水人口減少に伴う年間総有収水量の減少により下降し、平均より低い状況にあります。有収率減少を抑えるためにも引き続き計画的な漏水調査を行い、また遠隔監視装置を活用して早期発見に努めます。
老朽化の状況について
管路の老朽化は年々進んでおりますが、収支的に更新する財源は乏しいため、現在遠隔監視装置を活用した給水管理、漏水対策を行っています。よって管路更新率は前年度に引き続き0.0%となっておりますが、地域的にも将来給水人口がゼロになると想定される部分もあるため、長期的な視点での管路更新を検討しなければなりません。
全体総括
類似団体平均と比較すれば経営状況は平均的といえますが、決して良好な経営状況ではありません。しかし、地理的要因や給水人口の動向から今後劇的に改善することも困難であり、利用者の利便性を最低限確保する持続可能な経営が必要となっています。引き続き経費削減、収益率の向上に取り組むとともに、廃止、統合を含めた長期的な経営戦略を構築していくことが必須となっています。
経営状況
収支構造
総額2,591.1万円
総額2,591.1万円