事業・施設概要
| 都道府県 | 北海道 | 経営主体 | 新ひだか町 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 簡易水道事業 | 会計適用区分 | 法非適用 |
| 類似団体区分 | D3 | 行政区域内人口 | 21,071人 |
| 現在給水人口 | 2,683人 | 給水区域面積 | 3,937ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
当町三石地区の水道は簡易水道事業として整備、運営しています。事業経営の傾向としては、人口密度が低い地域を給水区域としているため会計規模が小さく、給水人口に対する建設投資が大きくなりがちで、施設や管渠の修繕など高額な費用の支出があると直ぐに収支の均衡が不安定になりやすい状態にあります。また簡易水道料金について、当町は公営企業会計による水道事業を静内地区で運営しており、水の供給というサービスを同じ町の中で受けることに対し対価も同じとするという考えによりまして水道事業の料金と同一としております。しかし、人口減少等による有収水量の減少から給水収益が年々減少しており、また運営主体である町の財政状況も苦しく地方債償還に対する交付税措置以上の繰り入れが難しいことから、今後の収支の均衡を図るためには、より一層の経費削減と自主財源の収入確保の必要があります。さらに、有収率が同規模団体と比較して10%以上低く早急な改善が求められることから、必要な財源を確保しつつ、管路更新や修繕を進めていかなければなりません。
老朽化の状況について
老朽管の更新や耐震化については、財源等の問題から思うように更新ができない状況であり、そのことが有収率の低下にも繋がっていますが、令和3年度においては、配水施設更新工事を行いました。また、人口密度が低い地域に適した配水方法とするため、配水池から末端へ一方向に配水する構造であり、管渠の更新や修繕をしようとした場合、工事箇所から末端に至るまでの全区間を断水せざるを得ないことから、漏水事故による緊急断水を行わなくて済むよう、計画的に老朽管の更新を行う必要があります。そのため、地方債を財源として老朽管更新工事を適宜実施しておりますが、料金収入に対する地方債残高の比率が同規模団体の平均より高いことから、建設投資に対する財源の確保が求められます。
全体総括
簡易水道事業について、経営成績や財政状態など自らの経営状況をより的確に把握し、将来にわたって安定した経営を行うための経営基盤の強化等を行えるようにすることを目的として、令和4年4月より、公営企業会計へ移行しました。当該事業の経営戦略は平成28年度に計画期間を10年間として策定しておりますが、より効率的な経営のための検討を進めるほか、法適用したことから、適宜見直しを行う予定です。
経営状況
収支構造
総額8,719.5万円
総額5,937.2万円