事業・施設概要
| 都道府県 | 北海道 | 経営主体 | 苫前町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 特定環境保全公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | D2 |
| 行政区域内人口 | 2,839人 | 現在処理区域内人口 | 2,152人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 1,405人 | 現在処理区域面積 | 131ha |
| 晴天時現在処理能力 | 768m³/日 | 下水管布設延長 | 35km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
管渠普及率の上昇に伴い水洗化率も堅調に上昇している。また、企業債残高対事業規模比率については、管渠整備が一通り完了し、新たな起債を発行していないため比率が低下しており類似団体と比較しても低い数値となっている。しかしながら、経費回収率が類似団体と比較しても低く推移しており、一般会計からの繰入に依存している状況が続いているとともに、汚水処理原価も維持管理費の増により、類似団体と比較して倍以上のコストを要しているところである。さらに、施設利用率が50%前後を維持していたが、令和2年度からは類似団体と比較しても平均値を下回る状況となっている。今後においては、コストの見直しを行い維持管理の適正化を図ることにより更なる水洗化率の向上を図ることが必要である。
老朽化の状況について
供用開始から20年ほどしか経過していないため、管渠改善率の数値が類似団体と比較して高水準となっている。平成30年度で下水道管渠整備事業が完了したため、既存施設を有効活用するための長期更新計画に基づくストックマネジメント計画を策定し、年次更新に必要な財源の確保に努め設備投資の抑制を図る。
全体総括
下水道経営を将来にわたって安定的に継続していくため他会計からの繰入金に依存せず、中長期的に自立・安定した経営基盤を築く必要がある。そのため、可能な限り使用料収入による汚水処理原価を回収する必要があることから、水洗化率の向上と使用料の適正化を図ることが重要である。老朽化対策については、個々の施設ごとの老朽化状況に応じて順次改築するストックマネジメント計画の策定による、下水道施設全体を見渡して改築需要を勘案しつつ、維持管理・改築(更新・長寿命化対策)を実施して継続的な下水道事業運営を確保する。
経営状況
収支構造
総額1.3億円
総額9,365.4万円