事業・施設概要
| 都道府県 | 北海道 | 経営主体 | 留寿都村 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | F3 |
| 行政区域内人口 | 1,859人 | 現在処理区域内人口 | 54人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 47人 | 現在処理区域面積 | 11ha |
| 晴天時現在処理能力 | 32m³/日 | 下水管布設延長 | 2km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①収益的収支比率が、100%を下回っているため、赤字となっており、また、収益のほとんどが、使用料収入以外に頼っている。接続率の向上で使用料収入の増加は可能だが、処理区域内人口は少なく、経費の全額を賄うことが難しいため、一般会計からの繰入金に頼っている。そのため、費用の削減による経営改善を行わなければならない。④地方債残高の全額が、一般会計負担額であるため、値が0となっている。現在の地方債残高は、建設当初の投資分のみとなっているが、施設の供用開始から10年を経過したことから、老朽化による更新の必要性が高まっているため、今後計画的な投資を行う。⑤経費回収率は100%に満たないため、使用料で回収すべき経費をすべて賄えていない状況である。処理区域内人口が少ないことから、使用料収入の大幅な増加は見込めないため、汚水処理費の削減による改善を図る必要がある。⑥類似団体との比較では、ここ数年は同水準である。今後は接続率の向上による有収水量の増加及び維持管理費の削減による経営改善を行う。⑦H26は37.5%と施設の大部分が遊休状態である。これは、過疎化による小学校の閉校等により、当初より処理水量が低下したことが原因である。しかし、過去の実績では1日当たりの最大稼働率が90%を超えたことがある。⑧水洗化率は100%に満たないため、使用料収入増加を図るためにも、未接続者に対して、接続を促していく。
老朽化の状況について
供用開始から10年経過したが、現在は老朽化による更新の必要性がないため、管渠改善率は0%である。今後は、長寿命化計画の策定により、計画的な管理を行う必要がある。
全体総括
①収益的収支比率及び⑤経費回収率のとおり、現状では使用料で回収すべき経費を、使用料収入で賄えていない状況である。理由としては、処理区域内人口が少ないから、使用料収入には限界があるためであり、一般会計からの繰入金に頼らなければならない。しかし、今後老朽化による更新費用の増大が見込まれる。そのため、⑧水洗化率のとおり、接続率は100%には達しておらず、接続を促すことにより、使用料収入を増加し、また、公共下水道施設と一括して、包括的民間委託を導入により効率化し、費用の削減を図るなどを検討することで、経営改善に取り組む必要がある。
経営状況
収支構造
総額696.1万円
総額307.3万円