事業・施設概要
| 都道府県 | 北海道 | 経営主体 | 伊達市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A6 | 行政区域内人口 | 30,136人 |
| 現在給水人口 | 27,096人 | 給水区域面積 | 4,930ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率は、100%は超えているものの大口利用事業所の休止に伴い前年度に比べて大きく減少しました。③流動比率は、平均値を上回る水準であり、累積欠損金も生じておりません。④企業債残高対給水収益比率は、昨年より値が高くなったものの、平均より低い値で推移しており、経営の健全性が確保されています。⑤料金回収率、⑥給水原価は、①と同様の理由で影響を受け、料金回収率は前年比で約20%減、給水原価は約20円増加しました。⑦施設利用率は、前年度に比べて僅かに下がりましたが、平均値より高い値を維持していて、施設の効率性が保たれています。⑧有収率は、平均値を上回っているものの全国平均より低く、年々下がってきており、管路の老朽化による漏水などが影響していると考えられます。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率、②管路経年化率は年々上昇傾向で、②管路経年化率は平均値・全国平均を上回っています。経年で老朽化が進み、法定耐用年数を経過した施設・管路が増加していることを示しています。③管路更新率は全国平均を下回っているものの、前年から微増で類似団体平均値より高い値となっております。老朽化対策としては、水道ビジョンに定めた施設整備・管路更新計画に基づき、計画的な更新投資を継続することとしています。
全体総括
当市の水道事業は、これまで大口利用事業所の存在により、類似団体や全国平均と比較しても健全で効率性の高い経営を維持していました。しかし、少子高齢化による給水人口減や施設・管路の老朽化といった全国的な問題に加え、R6からの大口利用事業所の休止に伴い、経営状況が急激に悪化しました。この状況を踏まえ、将来の需要見通しに応じた適正な規模の更新投資額などの把握や、事業運営を安定して継続するための料金改定等の必要性について検討を進めています。現在、経営戦略の見直しを実施しており、今後も住民生活に欠かせない水道事業の維持に努めてまいります。
経営状況
収支構造
総額5.7億円
総額4.8億円