北海道根室市:末端給水事業の経営状況(2022年度)
北海道根室市が所管する水道事業「末端給水事業」について、2022年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
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経営比較分析表(2022年度)
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率は111.63%であるため、収益で費用を充足し、かつ純利益を計上できており、②累積欠損金比率は0%となっている。一方、③流動比率は91.15%となっており、1年以内に現金化できる資産で1年以内に支払わなければならない負債を賄えていない状況であり、④企業債残高対給水収益比率は904.88%と類似団体平均と比較して高い数値となっている。また、⑤料金回収率については、水道料金にかかる基本料金を免除し、免除分を一般会計より補助したことから74.68%となり、類似団体平均値を下回っている。⑥給水原価をみると298.24円と類似団体平均と比較して高くなっている。このことから、単年度の収支は黒字ではあるものの、事業の運転資金となる現金を十分に確保できていないため、他会計からの一時借入金などに頼らざるを得ない経営状況であり、また、有収水量の減少や地理的構造上、減価償却費を含めた経常費用が高く、それに伴い給水原価が高くなっていると考えられ、現状では、給水に係る費用が給水収益で賄えていない状況である。⑦施設利用率は46.19%であり、適切な施設規模であるといえるが、類似団体と比較して低い数値であるため、状況によっては施設の統廃合・ダウンサイジング等についても検討を行っていく必要がある。また、⑧有収率は83.90%と類似団体平均よりは若干増加した。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率は類似団体平均と比較し低い数値となっており、資産全体では老朽化は進んでいないように見えるが、②管路経年化率は類似団体平均より高いため、特に管路においても老朽化が進んでいると考えられる。そのため、③管路更新率は類似団体平均を上回る数値であるものの、更なる管路の更新が必要となっていることがわかる。今後についても、老朽化した管路について、漏水調査の結果などから緊急度・優先度・重要度を勘案し、計画的な管路更新を行っていく必要がある。
全体総括
根室市水道事業会計では、平成31年4月請求分より料金改定を行ったところであるが、今後も安定的に事業を継続していくためには、人口減少に対応した効果・効率的な事業運営に努めるとともに、人口減少の影響を踏まえた将来的な料金収入の予測及び対策の検討が必要であると考える。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
末端給水事業の2022年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の根室市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。