北海道根室市:公共下水道の経営状況(最新・2024年度)
北海道根室市が所管する下水道事業「公共下水道」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
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経営比較分析表(2024年度)
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率(R6:90.67%/類似団体平均:104.65%)類似団体平均を下回っており、使用料収入のみでは経常費用を十分に賄えていない状況にある。②累積欠損金比率(R6:60.03%/類似団体平均:23.18%)累積欠損金が大きく増加しており、過年度から赤字が継続していることが主因と考えられる。③流動比率(R6:221.23%/類似団体平均:80.01%)100%を大きく上回っており、短期的な支払能力は十分確保され現時点で資金繰り上の大きな問題は生じていない。④企業債残高対事業規模比率(R6:419.95%/類似団体平均:706.45%)類似団体平均を下回る水準で推移しており、企業債残高は相対的に抑制されている。⑤経費回収率(R6:72.18%/類似団体平均:85.67%)使用料収入により汚水処理費を十分に回収できておらず、一般会計繰入等に依存した経営構造となっている。⑥汚水処理原価(R6:360.23円/㎥/類似団体平均:194.78円/㎥)類似団体平均を上回っており、人口減少による使用料収入の減少や、支出の約半分を減価償却費(非現金支出)が占める特徴的な収支構造であること、また、地理的要因(高低差のある地形)などが影響し汚水処理に係る固定費が他団体の平均値より高くなっていると考えられる。⑦施設利用率(R6:51.10%/類似団体平均:53.26%)類似団体平均をやや下回っており、処理能力に対する利用が十分とはいえない状況である。⑧水洗化率(R6:89.03%/類似団体平均:91.12%)緩やかな上昇傾向にあり、使用料収入確保の面では一定の前進が見られる。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率(R6:44.38%/類似団体平均:33.11%)類似団体平均を上回っており、法定耐用年数に近づいた資産の割合が高い。施設の老朽化が相対的に進行している。②管渠老朽化率(R6:10.94%/類似団体平均:0.94%)類似団体平均と比較して大幅に高く、耐用年数を超過した管渠を多く保有している状況が確認できる。③管渠改善率(R6:0.00%/類似団体平均:0.07%)類似団体平均を下回っており、老朽化の進行に対して更新・改良が十分に進んでいないことが課題となっている。
全体総括
令和6年度においては、人口減少や節水意識の高まり等により有収水量が減少し、下水道使用料収入が伸び悩んだ。一方で、下水道施設は固定費の割合が高い事業構造であることから、処理水量の減少に比例して費用が削減されにくく、電力費や維持管理費の増加も相まって、汚水処理原価が上昇した。この結果、使用料収入のみでは汚水処理費を賄えず、経費回収率及び経常収支比率が低下し、単年度赤字の継続により累積欠損金が増加する結果となった。今後、人口減少していくことが必至であり、これに伴い収入の根幹である下水道使用料収入が減少するなかで老朽化する施設・設備への対応も進めなければならない。これらの状況から、短期的には資金繰りの安全性は確保されているものの、中長期的には更新需要の増大と収支悪化が同時に進行する可能性があることから、持続可能な事業運営に向けた経営改善と計画的な投資の両立が求められる。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
公共下水道の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の根室市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。